子どもを医者にした親たちが幼少期にしていたこと 幼児教室ひまわり著
選んだ理由
私にも子供がいて、幼児教育もしてきたのですが、自分の関係したことしか知らないので、偏見を持たずに色々な考えに触れて見たくて購入しました。
我が子の通った小学校の子達は、お医者様のお子さんが凄く多かったのですが、ママ友でも、対我が子とはどんな付き合いをしてきてるのかまでは分かりません。皆さん、本音と建て前、外顔と内顔ありますから…。ただ、素晴らしいお心のお母様方にすごいな~と思いました。(全員がそういうわけではありませんでしたが…)
我が子は将来の夢は、医師を希望してないようですが、お医者様を意識にいれた考えに興味があり読んでみることにしました。
①習い事を始める時に知っておくべきことについて
習い事で必要なのは、ゴールを決める事。辞める時期をいつにするか決めることが大事とある。どういうことかというと、子供の成功体験の一つとして残していく事だそうです。なんとなく嫌だからやめるのでは、逃げるようにやめることになる。成功体験は自信につながる。
②自己肯定感を持たせるために知っておくべきことについて
子ども自身が、自分を信じられるようになるには、親が子どもを信じる事。
そして、褒めることが大事であるが、その時に「褒める」+「感謝の言葉」がセットになっている事が大事という。
③子供を賢く育てる為に知っておくべきことについて
まず、暗記について。暗記は繰り返すしかない。効果的な暗記法を子供の時から習慣化していく。人は忘れる生き物。何度も触れていくことで脳に定着させていくことが出来る。近年、暗記ばかりではなく考える力も身につけることというが、考える力も暗記という基本の上に乗っかっている。覚えているものがなければ、考えることも出来ません。暗記とは、考えながらイメージを定着させる作業のこと。頭の中をキチンと整理する力にもつながる重要な作業である。
成果を出すには、成功者のまねをすること。子育てで結果を出している人の話を聞いたり真似をすること。それが最短最速で成功に進むための近道である。
気付き
この著書は、幼児教室「ひまわり」さんの著書であるが、この本からの新な気付きとしては、ゴール設定から今を決める。ただ、我が子のゴールが、本当は適性が感じられない場合、親が適正のあることを調べて話してみることも大事だと感じました。
習い事については、辞める時期を決めるというのがはじめはピンとこなかっつたのですが、成功体験として我が子の記憶に残していくことが大事だということで腑に落ちました。成功体験は、本人の自信につながり、自己肯定感のある子になる大切なリソースだと確信しました。我が子の今までを振り返り、今からでも遅くないから、成功体験として完結しておいてあげたいと思いました。親の言葉は、子どもにとって大きなパワーを持つと思います。即実行して年越ししたいです。
本というのは、自分の知っていることが沢山書いてある本もあるし、違う意見もあるし色々ですが、その中からも使える知恵が見つけられたらよいのだと改めて感じました。