アファメーション　　　ルー・タイス著

選んだ理由
この本を紹介してくれている知人がいて、気になって購入していたので読んでみることにしました。毎日のルーティンとして、アファーメーションを唱えてますが、改めてアファーメーションを抜き出して考えて見る良い機会になるといいと思います。

①可能性を引き出すアファーメーションについて
著者は、自分の内面と思考プロセスを変えることで、家族や職場の人達との関係を改善できることに気が付いた。そして、自分自身にちょっとした変化を起こすだけで、世界をより良い場所にするために貢献できるくらい、驚くほどに成長出来ることを知ったという。
この著書の中の、アファメーションという言葉は、持って生まれた潜在能力、思い描いている理想、望まれる結果を自分に信じ込ませ、効果的な目標設定を行うことを意味している。

②人生を変える言葉の法則について
１にビジョンと使命について、自分がなりたい人物像のモデルを見つけ、望み通りの結果を自分が手にする姿を思い描きます。
２に動機と価値観について、自分の内面を探り、価値観を評価し、価値体系を確立し、動機を決定することが目的です。
３に、態度を正しいものにすることを学びます。目標を設定しても、それを達成することを望まない限り、おそらく達成しない。なので、１から順番に進めていくと良い。まず、ここのスタート地点を明確に確立していく事が重要である。この著書では、１・２・３についてを一つ一つ取り上げて深掘りしている。読んでみたら、とても大事な内容であるので大切に読み進めていきたいと思う。
この中から、私が心にとても響いたのは、ビジョン達成の到達する場所が、利己的ではなく、人のために行動し、隠れた下心がなく周囲の人を助ける場所であることが最大の報酬である。そして、愛と正義に駆り立てられるものでなければならいということ。

③一瞬で自分を変えるアファメーションの法則について
スーパースターのアファメーションを学び、過去の達成を基に思考を組み立てることで、一日ごとにより良い自分に向上させていく。その組み立て方を著書では、思考プロセスは、意識的思考、潜在意識、創造的潜在意識で成り立っていることを書かれている。
そして、そこから盲点を克服する方法を考えることを伝えています。私たちは、特定のアイディアに縛られがちだが、高パフォーマンスの人達が盲点を克服する方法を学ぶことで、自分を変える。
そして、スーパースターのアファメーションに学ぶこと。一日ごとに良い自分に向上させていくことを著書には書かれている。もし、問題があるとすれば、それは自分自身の意識にあると著者は言う。内面が変われば外側が変わるとある。

気付き
この著書にある内容は、他の本やセミナーなどで学んでいる事も多く書かれていたの出すが、著者の表現の仕方や、思考の方向性からとらえ直してみると、またまた新しい気付きが沢山あった。
このことから、すでに知っている事でも知らないことは沢山あるのだと改めて感じました。
著者が外人の場合は、読んでいる私自身も、視界が広がるのが分かるのは、嬉しいと思いました。