見出し画像

たぬきの一途な生態

次の小説は、たぬきのことを書くことに決めた。


理由は簡単。

香川に狸の伝説が残ってるから。


有名なのは『屋島の禿狸』といわれる太三郎狸かな。


太三郎狸はジブリ映画【平成狸合戦ぽんぽこ】のキャラクターのモデルにもなっている。
映画では、平安時代末期に勃発した源平合戦のうちのひとつ、屋島の戦いで那須与一が扇の的を射落としたシーンも描かれていたと思う。


太三郎狸の主な逸話は、


● 老人に化けて、屋島に訪れた空海の道案内をした。

● 怪我を負った太三郎狸の先祖を平重盛が助けたことで、平家の味方となった。

● 屋島の戦いの様子を幻術で見せる。

● 狸の大戦争といわれる『阿波狸合戦』の仲裁をした。


など。


数年前から軽い気持ちで、たぬきの妖怪の話を書こうと思って試行錯誤しながら執筆していたけど、どれもしっくりこなくて。


しっくりこないのに、なんか、たぬきが気になる。


なんか、頭の中はたぬきの気分なんよなー。


てことで、たぬきの生態を調べることに。


そしたら……そしたら!!



たぬきは、一夫一妻。

一生添い遂げる。

それ故、連れ合いが亡くなると子供を作らず、連れ合いが死んだ場所に通ったり、その場から離れられない。




……え?


なにそれ。


え、……もう……切ない。

たぬきって、そんな……?



たぬきを想像するだけで、胸が締め付けられるんやけど!


たぬー、……どんだけ一途なん!!




このたぬきの一途な生態を知って、いくつかのシーンが頭の中で浮かんだ。


もう、書くしかないやん。
いや、書きたい!
書かせてください!!(誰に許可とってんの笑)



四国霊場第84番札所である屋島寺の境内には、太三郎狸が祀られているらしい。

以前に参拝したときには興味がなくて、スルーしてた(なんてこった(泣))


もう、行くっきゃない。


屋島寺に行こう。


いっそのこと本物のたぬきにも会いたい(笑)


どっかで会えるといいな。


これは山に行かないかんな!



もう、やりたいことが溢れすぎて、わくわくしかない!!!



最近、本能に赴くままゆるゆるな生活してたけど、



丸家れい、始動しまーす(笑)





*最後まで読んでいただきありがとうございました*



以上、丸家れいでした。





いいなと思ったら応援しよう!

丸家れい
いただいたサポートは本づくりの制作費に使わせていただきます。 よろしくお願いします。