世界は写し鏡。

前に書いた『天界の魂』の続きのような話です(笑)
今回もスピリチュアルな話ではありますが、
スピリチュアルに関心のない方でも読める話だと思いますので、よろしければお付き合いくださいませ。

天界の魂。｜丸家れい｜note

不可思議な体験をしたので、とあるすごいお方に色々と話を聞きに行ったんやけど、そこで聞いたんが仏教法話にある『三尺三寸箸』の話。

簡単に説明すると……
極楽と地獄での食事は、
1メートルもある長いお箸が使われとって、どちらも豪華な食事が並んどるらしいんです。
やけれども、地獄におる人はガリガリに痩せ細ってしもとる。
一方で極楽でおる人は肌艶よくふっくらしとる。

それはなんでか。

地獄では、お箸でつまんだ食材を自分の口に運ぼうとしよるんですね。

うん……まぁ、もちろん食べれんでな。
食べれんけん、他の人のを食べにいこうとして争いが起こってしまう。
ご飯も食べれず、争い続けよるんが地獄。

ここまでの話を聞いて、私は思ったん。
自分がつまんだ食材を食べに来るくらい空腹なんやったらあげるわいって。
なんぼでも食べまい。ほれほれほれほれーって突っ込んであげる(喉つまらせん程度に笑)
私はご飯食べるん大好きやけど、１日くらい白湯と梅干しでも大丈夫やし(そういう問題やない笑)
それにやで。
争いばっかやったら息苦しいだけやんかー。
おもっしょないけん、食事を抜け出して遊びに行くかもしれん(協調性なし笑)

けどな、この適当さがええとこ突いてた(笑)

極楽では、食事を抜け出す人はおらんかもしれんけど(笑)食べさせ合いっこが行われとるみたいです。

当然ながら、
極楽には感謝の気持ちや幸福感が溢れとるんが容易に想像できますね。

1メートルもある長いお箸。
極楽も地獄も同じものを使いよる。

そう、同じものなんよね。
使い方ひとつで世界が変わるってことです。

今は時代の転換期って言われよりますね。
二極化が進む、とか。
これは、目に見える二極化もあれば、
目に見えん二極化もある。

目に見える二極化は貧富の差やと色んなところで聞いたことがあります。
そして、私がお聞きしたのは目に見えない二極化。

それは、
光と闇の二極化が進むということ。

ありがとう、嬉しい、楽しい、幸せ～などの感謝と幸福感を表す気持ちを光だとするなら、
苦しい、辛い、憎い、嫉妬など暗く重い気持ちが闇。

『三尺三寸箸』のお話のように、
目の前に置かれた道具をどのように使うかは自分次第。

これは道具だけではなく、自分の目の前で起きた事に対してもそう。

自分の目の前で起きた様々な事象を、
光から見るのか、闇から見るのか。
選ぶのは自分。
それによって、見ている世界は変わる。
自分の中にある光と闇は、
写し鏡のように自分の世界に反映される。

勘違いせんでね。
ここで言いたいのは、
闇がいかんってことやないよ。
みんな、誰しも心の中で
光と闇を共存させて生きとる。
感情があるんが人間やし、
闇があって当たり前やけんね。
むしろ、闇があるけん光も存在できるんやと私は思っとる。

こっからは、持論やけれども。
光を想像したら、きらきらしとって、ふわふわしとって、綺麗よな。
もしかしたら眩しくて、目を開けられんほど強い光かもしれん。
綺麗で憧れる。

けど、私ら人間やけん(笑)
光だけやったら眩しくてかなわん。
太陽みたいに強い光を見てしまうと、目がつぶれてまうわ。
生活に支障を来してしまうでな。

反対に光が届かん真っ暗闇やったら、何も見えんで怖いし、自分が存在しとるんかしてないんかすらわからんなる。

やけんさ、光と闇、
両方あってちょうどええんやと思うんよねぇ。

木漏れ日やって、
光と影が一緒に揺れる様に癒されるやん。
それに山やって、白い雲やって、
風景って陰影があるけん美しさが際立つと思うん。
陰影なかったら、のっぺりしてしまうやん。
のっぺりが好きな人もおるやろうけど、それはそれで良き(笑)

まぁ、何が言いたいかっていうと、
バランスが大事なんやと思う(最近よく言ってます笑)
暗く重い気持ちになったとき、ずっと闇に沈んだままは心身ともによくないよな。

物事を俯瞰して、いかに気持ちを切り替えるかが大切。

もしも、
あなたの中に大きな闇があるなら
めっちゃんこラッキーやで。

闇の中におるから光の存在を見つけ出すことができるんやけん。
暗ければ暗いほど、光が強く輝きよるはず。
『辛い、苦しい、憎い』から『気付き』を得られるチャンスなんよ。

イメージ的に闇から光へ、
オセロみたいにひっくり返す感じ。
闇がたくさんあるほど伸び代ありまくりやで(私もありまくり笑)
そう考えたら楽くてわくわくせん？笑
どんだけ成長するんやろーって(笑)
どんどん成長したるでぇーって(笑)

と、まぁこんなかんじに(笑)
自分の中の闇と向き合って光を見出していけば、自然と前向きになれるよ。
もちろん、
焦らずにゆっくりと、自分のペースでね。
一緒に、やっていきましょう。

光と闇。
どちらをより多く感じながら生きたいのか選択していく時期に来ているようです。

自分の人生を決めるのは他の誰でもない自分しかおらんよ。
世界を光から見るのか、
闇から見るのかは自分次第。

スピリチュアルとか関係なく
これからは、

『人生を思いっきり楽しむこと』

これに尽きるんかもしれんね。

＊最後まで読んでいただきありがとうございました＊

以上、丸家れいでした。