幸福は循環する
無事、今月初旬に締め切りだったオレンジ文庫のノベル大賞に投稿できました。
なので、先日、物語に登場していただいた崇徳上皇に挨拶をしにいって参りました。
ありがとうございます、と。
実は、今回で4回目の参拝です(笑)
◆ ◆ ◆
初めてでした。
1月初旬が締め切りなのに、12月の半ばになっても、上手く筆が進まず……。
なんか物語に違和感がありまくりで。
白峯御陵に参拝して、よろしくお願いしますと言ったものの物語がまとまらんくて(汗)
無理かもしれません、と泣き言を言いに参拝しにいくほど切羽詰まってました(笑)
なんか、白峯御陵に行くと心が洗われるような気がするんですよね。
空気が澄んでいて、清々しくて、凛としていて。
御陵に吹く風も優しく感じたり、頑張ろうって思えたり。
御陵の雰囲気からすると、きっと、崇徳上皇も優しい人だったのではないかと思います。
そして、泣き言参拝のあとに思いきって、設定を見直して直感を頼りに初めから書き直し。
3週間で7万文字を書き上げて、残りの数日で加筆修正をして投稿しました。
初めてでした。
以前までは半年かけて7万文字書いてたんです(遅すぎですよね……泣)
自分でも驚きましたが、物語もどうにか纏まりました。
ですが、やはり短期間で仕上げたので荒い仕上がりだったと思います(猛省)
それでも、楽しく、好きな物語が書けました。
年末年始も執筆に夢中になってた私を支えてくれた家族に感謝です。
参拝するたびに景色と空気で励ましてくれた白峯御陵に感謝です。
◆ ◆ ◆
初めて白峯御陵に参拝したときから、なんかだか感覚が変わりました。
白峯御陵が、四国八十八ヶ所のひとつである白峰寺に隣接していることを知らずに軽く登山をして参拝したのですが(こちらの記事参照)、そのときに見た景色や空気に何度も心が動かされたんです。
その日から、ふとした景色に感動することが多くなりました。
車の運転をしているときに見る空模様や公園に植えられている木々が紅葉している様子とかに感動しちゃうんです(情緒不安定ではない笑)
綺麗な景色は何度も見たこともあるし、わざわざ遠出して見に行ったりもしたことがあります。
だけど、今の私の感覚はおかしいのかもしれませんが、何気ない景色ひとつひとつが美しいと感じるようになっています。
思わずため息が出るほどに。
目に映る世界がここまで美しいと感じるのは初めてのことでした。
ていうか、今まで気づいてなかっただけなのかもしれません。
因みに、今日は子供を幼稚園に送っていく途中で彩雲が目の前に出現していて、感動してうるうるしてしまいました(私は泣き虫です笑)
◆ ◆ ◆
今回の小説のテーマは『幸福の循環』。
幸福は循環します。
自分が幸福を感じると、相手にも伝わる。
相手が幸せそうに笑ってくれると自分もまた幸せな気持ちになる。
今現在、孤独に思っている人もいると思います。
苦しくて、命を投げ出したくなる人もいると思います。
昔の私もそうでした。
結局、人間はひとり。
生まれてくるときも、死ぬときもひとり。
悲しみも、苦しみも、本当の意味では自分にしかわからない。
つくづく、人間は儚くて、孤独な生き物だなと思います。
だけど、ひとりじゃないんです。
ひとりだけど、ひとりじゃない。
白峯御陵に参拝しているときに気づいたのですが、周りに誰ひとりいなくても景色に心を動かされたってことは、心を動かしてくれている何かが存在しているってことなんです。
それは、景色なのか、思い入れのある物なのか、……人それぞれだと思います。
とにもかくにも、心が動くことで、さまざまな感情が巡り始めます。
苦しいときほど顔を上げる勇気を持ってください。
素敵な景色があなたを励ますかもしれません。
もしかしたら、意外な方から救いの手が差しのべられているかもしれません。
あらゆることに気づいて、心を循環させているときっと大丈夫。
ときに落ち込んで俯いたとしても、心が生きていると地面に咲いている可愛らしい野花に気づくことができるはず。
こんな感じのことを小説の物語に織り混ぜたつもりです。
うまく書けたかは別ですが(汗)
小説の物語だけではなく、私に関わるすべての人が幸せであってほしいと常に思っています。
家族、友人、小説サイトで出会った方、このnoteを読んでくださった方、すべての人が今日も幸せなひとときを過ごせるよう願っています。
* 最後まで読んでいただき、ありがとうございました *
以上、丸家れいでした。