LSE大学院日記:week11ー秋学期終了、2ヶ月半の感想・まとめ
こんばんは、maruoです。
week11の振り返りを放置したまま、冬休み中の緊急帰国(ただのホームシック再発です)を経て、2024年に突入してしまいました。
ちなみに12月中にLSE日本人会があり、参加してみたら
このnoteを思ったよりも読まれていることがわかり、自分だと言わなければよかったとすごく後悔しています。(え)
ま、それは仕方ないので置いておき、無事秋学期が終了したので
出遅れましたが、ロンドン生活、LSE、コースなどの振り返りです!
ロンドン生活
ロンドンには、いい意味でも悪い意味でも慣れてきたと思います。
流石にホームとは思えないし、いまだに日本にいる人たちに「ロンドンいいな〜」って言われたら自分の辛さが無視されてるような気がして発狂しそうになりますが(心狭い)、ロンドンに住んでるんだなってことはちゃんと覚えておきたいなと思います。(笑)
でも、2ヶ月半住んでみて、ロンドンの嫌なところが結構表面化してきて、これも住んでることのいい面と悪い面なんだろうなと受け止めているつもりです!
ちなみに嫌な点は完全にバイアスかかっているものも含めると以下の通りです。
・常に人が多い←特に今、12月に入ってやばくなった気がする。週末は出かけたくないくらい。
・地下鉄混みすぎ、central line暑すぎ
・人が冷たい(店員さんとか)
・曇りと雨が多すぎる
・日が落ちるのが早すぎる(16時前には暗くなります)
・鳩が多い、そして低空飛行に人間との距離が近い
・イギリス人、声大きい、うるさい(特に地下鉄で混んでる時とか平気で唾飛んでくる、最悪)
・てか普通に生きてるだけですんごいお金かかる
逆に良い点は以下の通りです。
・ミュージカルがいつでも基本見られる!!
・美術館はほとんど無料!!
・1人で行動しても他人の視線があまり気にならない
・外国人だらけの街やから外国人に対するハードルが低い気がする(特に見た目でのジャッジメントが少ない気がする)
・たまーに優しい店員さんとか、電車で乗り合わせた人たちとかに会うと心が豊かになる
・犬が日本よりもフレンドリーに感じる(多分感じるだけ)
・赤ちゃんが多い(日本の高齢化社会むき出し)
・てかpretのサブスクめっちゃ良い
という感じで、まあよくよく考えると
悪い点と良い点の調和がうまく取れているような気もするので、住んでたらこんなもんだろうと思います。
ちなみに秋学期後半からpretのサブスクを始めたせいか、それともストレスが溜まっている証なのかわかりませんが
カフェイン摂取量が日本にいた時とロンドンでは、ほぼ0:10みたいな比率になっていて、完全に消費量が10倍以上になっています。
なんか副作用あるんかなと思いますが、寒いしあったかい飲み物欲しいし、やる気スイッチ変わりみたいになってるし、まあ良いでしょう。
1人暮らし
私は、今回の大学院留学が初めての1人暮らしです。
慣れないことが多かったですが、今はうまく自分で掴めてきたと信じてます。
食事は米を食べたい人なので、週末に炊いて、平日分を冷凍してストックをほぼ毎週やってきました!
で、夜ご飯は特にちゃんと食べたい派なので、自分で作ったりもしてました。
では「なぜ過去形なのか」
初めはちゃんとやってたんですが、秋学期後半からいきなり疲れてきて
てか半分どうでも良くなってきて
こっちで日清が出してるカップ焼きそばとか、カップ麺ばっかり食べてました。
これ、「どうでも良くなった」っていうのがキャパオーバーを表してて
本当に良くないなと自分でも思います。それにそういうのばっかり食べてると、なんていうか、精神衛生上良いとも言えないし。
一番酷いのが、昼ごはんを用意して持ってきてるコースメイトとかプロジェクトチームのメンバーを見て、「ああ、ご飯作る時間あるんだ、いいな」でした。(苦笑)
この思考回路はもう崖っぷち、余裕がなさすぎる。
冬学期はこんなことにならないよう、防げる自信はほぼないけど
なんとかちゃんとしたものを食べるようにしたいなと思います!
LSE(コース、大学全体)
キャンパスにはもちろん毎日通っているので、嫌でも慣れますが
最初は行くだけで焦らされて、嫌いやった図書館も落ち着けるようになってきて
特にホリデー入った次の日からの図書館はいつもより空いていて(当たり前っちゃ当たり前)とても生産効率の良い作業ができました!
そして、コースというかコースメイトやコース全体の雰囲気については
いまだにビビる部分や恐縮する場面も多いですが
何回かオフィスアワー行って話したり、教授が名前を覚えてくれてたりすると
自分もここの一員なんだなと思えて
うっすい帰属意識が芽生えてきました。
授業内容には7割満足していて、あれだけの高い授業料を払うのに価値があるって一番思うのは、授業や環境、知り合う人ではなく
アクセスできる文献の量の多さです!!!
もちろんディスカッションなどで周りから学ぶことも多少はありますが
特にLSE凄い!!!やっぱ優秀!!は想像してたほどはならなくて
まあここまで来ると逆になぜ自分は入れたんだろうか、どういう基準でこの人たちは集められたんだろう(特に意味はない、単純な興味)と気になりはしますが。(笑)(また不必要に気にならんくていいところに気になる、悪い癖です)
それよりも、読みたいと思った文献にアクセスできる環境があるのが
やっぱり凄いです。
1本読むだけでもお金取られたりすんのに、そのサイトの会費などが授業料を通じて払われてると思ったら、高い授業料を払う対価はちゃんと受けれているなと思います。
学部生で文献収集にすごく制限があった環境を比較すると
もう修論書く時のストレスの軽減度合いといったら比較になりません!修論、今から書くのがすんごく楽しみです!!
対人関係(日本人コミュニティ)
私が大学院生活を送る上で、節々でお世話になっている、こっちで知り合った日本人の方たちには感謝しても仕切れません。
しんどい時とか、相談を聞いて欲しい時に頼れる存在がこんな異国の地でもいるっていうのは、本当に心強いし
ロンドンに来てなかったら会われへんかっただろうと思うと
本当にこの1年間がその方達と普通に会える最初で最後なんだなと思わされます。。
頼ってばっかで何か恩返しができているのかといつも悩みますが
いつか返せるように今の自分がしっかり成長できるように、人生の先輩方のお力をお借りして生きていこうと思います(笑)
対人関係(コースメイト、フラットメイト、友だち)
よく母に「人に恵まれてるね」と言われますが
ロンドンで親しくなった人たちを見ると、本当にいい人たちに恵まれたなと思います。
友だち作ったり、ネットワークを広げたり、は苦手分野に入るし、
言語関係なく、みんなが普通にできる会話に参加できない(というよりそのテーマに意見がないという感じ?)ことが多々ありますが
それでも(?)仲良くしてくれて、自分を気にかけてくれる人たちには感謝してるし、この限られた期間で友だちになれてよかったなと思います!!
ちなみに友だちは狭く深くタイプなので、本当に少ないです。
コネクション作りに来てる人たちなどは積極的にsocializeすると思いますが、(ご存知の通り)私には無理なので、もうコネクション作りは一旦無視することにしました(笑)
友だち少なくても、困った時に頼れる人たちがいれば十分でしょう!多分。
一方、、、対人関係の悩み
で、うまく行っているかと思いきや対人関係の悩み、というか不満?も書き記しておこうと思います(笑)
①恋愛や恋沙汰の話がカルチャーショックすぎた
このトピックは私が対人関係を構築していく過程でいっちばん障がいになる部分で、言語関係なく、いつもはひたすら聞き手に回るという手段で
なんとか乗り切っていますが、もちろん英語でも120%聞き手、意見なしの完全なる聞き手を全うしています!
フラットメイトが特にこの話をすることが多いんですが
聞いてると、もうほんまに映画みたいな感じで
ほんまにそういう感じで物事進んでいくんや、、ってもうある意味で感動しました(笑)ただの映画の世界かと思いきや、もうそのまんまで驚き。またまたカルチャーショックでした!!(笑)
②「興味ないなら聞いてくるなよ」が多すぎる
多分相手はスモールトークか何かのつもりなんでしょうが
聞かれたから答えたのに
聞いてきた相手はもう携帯見てたり、目線が合わんくて違うこと考えてるなって分かったり、がもうほんまに多すぎる!
これは単純に相手が失礼なだけって思えるけど
じゃあ興味ないなら聞くな、ってもう何回思ったことか!!!
別に無理に質問してくれんでもいいから、って思うし
そういう態度が自分の評価を下げてるって早く気づいた方がいいと思うんですけどね!!!ほんで私が彼らのことを嫌いになる前にその言動をやめてほしい!!(切実)
③会話のテンポが「餅つき」くらい難しい
自分でももうピッタリな表現見つけたなって感動したんですが
英語でのディスカッションや会話のテンポが早い時って、その会話に入るのが餅つきの手?くらい難しいんです。
もうほんっまに難しくて、何回挑戦してもうまくいかない!
そして文の途中に考えてる間に誰かに取られてしまう、もうこの人の話を最後まで聞かない文化?英語圏の特徴なんか知らんけど、ほんまに嫌いです。
彼らの文化というよりただ単にコミュニケーションが下手くそな気がしますけどね。
だって傾聴力ってコミュニケーションの1つなはず!しかも英語を話すみんながみんな人の話を聞かないんじゃなくて、特にネイティブが最後まで聞かん気がする。
結局人によるんやろうけど
まあとにかく人の話は最後まで聞きましょう、とグローバルスタンダードにして欲しいです。(切実)
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Winter termに向けて
この長期期間は、大学院の勉強、テスト勉強を進めながらも
修論の文献調査をしたり、マスター修了後に何をしたいのか、自分と向き合う期間でした。
周りが就活をするのがほぼ普通、もしくはマスター取ったら働く、っていう人が多くて、自然とそうするのが普通とまた「普通」に縛られてましたが
いろんな方と会うタイミングがあり、また本当の意味で自分自身について考えていく中で、本当にやりたいことってなんやろうって思うようになってきました。
お金ないと生きてけないので、もちろん働きはするけど
どう働くか、何を仕事にするか、はもっと自分でちゃんと自分軸で考えようって改めて気づけたので、周りにも相談したり助けを求めながら、マスター修了後のキャリアパスについてじっくり考えたいと思います。
そして2024年年明けから地震や事故などが続いていますが、人間にはどうしようもない自然災害と共に生きながら、自分の人生を悔いのないよう全うできるように生きていきたいです。
長くなりましたが、今回もここまで読んでいただきありがとうございました^^