失業保険月17万を中断して、月10万円のパートを1ヶ月やってみた。「好きの力はすごい!損して得をとりました!」
こんにちは。
コロナの春に失業しました。
46歳まるです。
わたしは会社都合で退職したので
失業保険は180日間もらうことができています。
だから、慌てて仕事を探すことはありませんでした。
でも、就職活動を始めて2ヶ月が経ち
コロナによる緊急事態宣言が解かれ
夫と子ども達が会社や学校へ行けるようになると
ものすごい孤独感と焦りがおそってきました。
「家族はそれぞれの社会へ戻っていったのに
わたしだけ社会から取り残されている。」
「家族以外の人の役に立ちたい。」
「役に立つなら、好きな仕事で役に立ちたい。」
そんなとき、市の任用職員採用ページで
「小学一年生の生活指導補助員募集。7月限定。月給10万円。」という「好き♡やってみたい♡」と思う仕事を見つけました。
長期で働ける仕事が見つかるまで就職活動を続け
その間失業保険をもらっていれば
月に17万円が入ってくるけれど
この仕事をやっても月に10万円しかもらえないし
しかも、1ヶ月の期間限定。
お金のことだけ考えれば
この仕事は受けないほうがよい種類のものでした。
それでもわたしは「好き」に飛び込んでみることにしました。
生活指導補助員は、新一年生が小学校の生活に慣れるように
生活面、学習面のサポートをするのがお仕事です。
担任の先生がひとりですべての子をみるのは
とても大変なことなので、その助けとなるように動いていました。
「まる先生は心担当でお願いします。」
そんな風に言われていたので
コロナと新生活で不安であろう子ども達に寄り添うことを
心がけて過ごしていました。
これまでに大勢の子を指導した経験は無く
手探り手探りでしたが
1ヶ月間、一生懸命に向き合いました。
1時間目から5時間目まで立ちっぱなしで休憩もなし。
家に帰るとまさにバタンキューだったけれど
大好きな子ども達との生活は本当に愛しくて、楽しくて。
もっと子ども達と分かりあいたい
響き合いたいと思い
長男が幼稚園の時にバイブルとしていた
佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」を改めて読んだり
末っ子の娘とのコミュニケーションに悩んだときに学んだ
「親業」を復習したりもしました。
1人1人話してくれたことや行動をノートに書き留め
コミュニケーションに役立てたりもしました。
(たくさんの子と接しているとすぐに忘れちゃうからね)
わたしってほんとうに子どもが好きだな。
成長する姿に伴走するのが好きだな。
笑顔を見るのが好きだな。
10万円しかもらわないんだから、そこまでしなくても。。。
そんな風に割り切れる仕事がしたんじゃないんだな。
手応えの感じられる仕事がしたいし
人と人の気持ちが通い合う仕事がしたいんだな。
しんどい仕事でも、好きであれば苦労と思わずに
がんばれちゃうんだな。
やっぱりわたしは子ども達にかかわる仕事がしたいんだな。
そんなことに気づいて
1ヶ月の生活指導補助員としての仕事を終えました。
そして、決めました。
「お金第一で仕事を探すのはやめて、好き第一で仕事探す!」
「だって、好きの力はすごいのだ!」
「おもしろがって仕事したいのだ!!」
長期の仕事を見つけたいわたしが
失業保険17万を捨てて
1ヶ月10万円の短期の仕事をやるなんて
損かな・・・
ただの寄り道になってしまうかな・・・
とふと頭をよぎりもしたけれど
やってみたらお金でははかれない
プライスレスな気づきをたくさんもらうことができました。
「損して得とれ」ってこういうこと?
一見回り道と思える選択でも
やりたいと思う選択はやってみるもんです。
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