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専業主婦を履歴書でアピールできると思うまで①

46歳コロナの春、給与未払いにより会社を退職。
就職活動中のまるです。

まだ就職先の決まっていないわたしがいうのもなんですが
「専業主婦」の間にしたことを
履歴書でアピールしていいと思う。

「専業主婦だから社会性がない。」
「専業主婦だからなにも仕事ができない。」
果たしてそうでしょうか?

そんなことない。

と、就職活動をしていて思っています。

前職、わたしはある小さな会社の総務をやっていました。
主な仕事は、社員の出退勤管理・給与計算・社会保険関係。
その他、電話や来客対応、ほか書類作成など
いろんなことをやっていました。
1年3ヶ月勤めました。

その前は、
個人で筆耕をしつつ
家事代行をしていました。
筆耕の仕事では雀の涙ほどしか稼げなかったので
個人宅へお掃除をしにいき
収入を補っていました。

そこでわたしの掃除っぷりを見て
前職へ誘ってくれたのが
家主であった社長でした。
「これだけ相手の立場にたった掃除ができれば
会社に入っても何でもできる。
掃除をやらせておくのはもったいない。
うちの会社にこない?」と。
びっくりですよね。
まさかの主婦をヘッドハンティングですよ。
冗談かと思いました。
だから、ちょびっと迷いました。

でも、飛び込んじゃいました。

それまでは、15年あまり専業主婦だったわけだし
筆耕の仕事と掃除の仕事を合わせても
お小遣い程度しか稼げていない。
筆耕も掃除も1人でやる仕事。
組織の一員として働く経験もしてみたい。
組織で働けば、将来起業するときに役に立つな。
(将来、書道教室を開くという夢があります)
子どももお留守番できる年齢になったし。
もし、会社が合わなかったり
恐ろしく仕事ができなかったりしたら
辞めればいい。
そもそもキャリアなんてなかったんだから
辞めてもゼロがゼロになるだけ。

44歳にして、約20年ぶりに会社で正社員として
働くことになりました。

わたしを正社員の道へと導いたのは
専業主婦だったわたしが
自分のため、家族のためにと
テレビ、雑誌、インターネットなどから情報を集め
長年の間に身につけた掃除のスキルだったのです。

つづく

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