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退院後日記 6日目

今日は退院して初めての形成外科の外来に行く日。
ここ数日すこし緊張していたけれど、今朝起きてみた感覚ではなんとなく大丈夫にかわった。

雨が降ってきた。

今日はどんな一日になるだろうな。


退院中もそうだったけれど!退院してからの時間の流れもふしぎ。
2つか3つのタイムライン?があるような感覚なんとなくわかるかも



形成外科の受診、リハビリ、会計、処方箋薬局で薬の受け取り、ガーゼが足りないので院内ショップで買い出しなどすべて終わったら、16:00。

小雨が降ってさむい。
レインコート着てきてよかった。
退院からたった1週間しかたっていないのに…季節の変わり目にいるわたしたち。

その後、もともと予定していた仕事場に夫の車で寄ってもらう。
久しぶりにドアを開けて、中に入ってみる。
でもあんまり久しぶりじゃないみたい、日々夫がお店を開けてくれているから、いきいきしている。動きのある空気、だから違和感がなかったのかもしれないな。
家族で遠出したときの何日もカギがしまっていた時とは違う感覚。

場所もみんな生きものだよね。
退院して生活ペースができてきたから、自宅のわたしスペースを整えていこうね。


《病院でのできごとメモ》
①主治医の先生からは「よく手当て(言葉がなんか違うな..)できていますね」「傷も小さくなってますね」のお言葉をいただいた。
ほっっっ。泣
よかった〜退院してから約1週間、ひとりで(家族みんなもみるのこわい)手当てやリハビリしていて、正直これでいいのかって不安もたくさんあったから。褒められてうれしい。がんばったね、わたし。
そして、入院中に実は2〜3回しか会ってない先生だから(忙しいの?たしかに4人チームでは若手バリバリオーラがあった)、いつも診察が短時間で言葉もズバリという感じだったから、こわくはないけど質問などする余地なし。みたいだった。でも、プロってすごい、現場ってこういうことか、のようなのはビシバシ感じてた。
それが今日は、すこしだけにこやかで優しさや余裕も感じられて(入院中のやさしさは看護師さんたちやリハビリの方やスタッフの方たち、そして主治医の代理の先生=神さまと読んでた方からもたくさんいただいた)、そんな姿で接してもらえたこともうれしかった。

まだ通院が続くし、傷の状態も広範囲だから治るまで見守っていかないと..の油断できない状況でもある。でも、一旦安心できたことは、大きな深呼吸ができたみたい。わたしも余裕のあるやさしさで、自分に向き合いたいとおもう。

②リハビリは、入院中の担当の方が不在と前もって教えてもらっていたから、退院の日にご挨拶にきてくれた方が担当してくれた。リハビリは1コマが20分、退院したら2コマで40分とも事前に聞いていたから、心の準備もバッチリ。
左手のこの1週間の状態報告や世間話も挟みながら、ゆったりとした時間が流れていく。心配や不安だったことも聞いてももらい、答えももらえてホッとした。

◎安心→ホッとする、この構図がなんだか大事だな〜◎(わたしも誰かに対してそんな気持ちに変えていけることがしたい、という気づきかな?) 

リハビリの方からは「指の関節は動きはいいですね」「パーのほうはだいぶよさそうですね」「グーの方をこれから2週間がんばってみましょう」「グーはペンを握るようなトレーニングで100回でも500回でもやればやるほどいいです!」「手首も外側はだいぶよさそう、内側をグーっと引っ張るようにやってみてください」「皮膚は動かさないとかたくなるから、少し痛くてもがんばってうごかしましょう」などなどたくさんアドバイスをいただく。
リハビリの手首を伸ばしたり、グーをサポートしてもらいながらやるのは、めちゃくちゃ痛かった。マスク越しにわたしの呼吸が止まってみえたようで、ご指摘を受けたりで呼吸を合わせるようにしてみた。でも痛みはかわらないので、とにかくこの時間はわたしがんばったよ。と、褒めてあげたい。
手首からひじの間の凝っていた筋肉をほぐしてもらい、その時はリラックスできた。
振り返ったら濃密な40分だったな。
これでまた2週間後の目標もできた。家でも自主練がんばろう

帰りの車の時点でお腹がすいた。
この時間にお腹がすくっていつぶりかな..って思うほど。なんか生きてるってかんじだな〜
そして、退院してからは庭に出るくらいでほぼ家の中で過ごしているから、外出すると体力つかうな〜と単純におもった。へいわだ


【できるようになったこと】
・今朝はお茶碗をまっすぐ持てた!
 ご飯が食べやすい
・スマホを左手で持てるようになった!
 親指と人差し指以外の、中指と薬指と小指にも少しずつ力がはいるようになったみたい
・着替えが楽にできるようになった
 昨日夜から意識を向けてみて気づいたこと。慣れもあるかもしれないけど、左手首に動きが出てきたかもしれないな。心の動きとしては、傷口に対する恐怖心がへったこと=極端にならず自然な愛情を向けられるようになった気がするよ
・リハビリから帰ってきたら、手のグーがめちゃくちゃしやすいし、手首の曲がり具合も全然ちがう。すごいっっ。作業療法士さんのお仕事って尊敬。感謝


◎明日からは、リハビリ日記に名前を変えて、たまにの更新になるかもです。
目の前の日常を整えていきたいからです

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