入院日記 14日目
昨日はなかなか寝付けなかった。
22:00消灯後も、スマホを開いたりした。
家族にとある出来事があって、気になったのでLINEで夫にその返事をした。(スマホを開くと目が冴えるのはわかってるけど、昨日はそれでもいいかなな気分もあって)それでも、眠気はなくてわたしのお気に入り某神秘家Mセンセの宇宙のYouTubeをラジオ代わりに聞くことにした。満足したなという24:00前、イヤホンを外してたら、カーテンをこっそり開けて睡眠確認?の夜勤の看護師さんと目があってしまう。なんとなく気まずいけど、軽く会釈をして、寝る体制に。
その後、眠れたようだ。宇宙に帰れたね〜よかった。
こうして現実と夢のはざまで生きている。
昨日の、突然退院発表から(入院したことがないからよくあることなのかもしれないけれど)気持ちが追いつかない。家族も動揺している様子。
だって、そうだよね!いきなりだよね!
怒りとかじゃ全然なくて、とにかくびっくりした!
なにか試されてる。ってことかな..
すこしピンときた。
現実的に退院したら、聞いておかなくてはいけないこともある。夫とやりとりする中でピックアップして看護師さんに今日もわからないことは教えてもらった。意見は堂々と言う。気持ちも隠さず正直に伝えた。
現状や心のうちを伝えた方が、自分の安心にも繋がるし、相手も言ってもらわないと気付かない面もあるだろうと感じたから。
どんな場所でも他者とはフェアな関係でありたい。
患者と医者という立場に上下はないと思ってる。
それから、昨日も書いたけど、今を生きるってこと。この状況じゃ、退院してからの日常の心配が生まれるのも当たり前だけど、それと切り離して、別の視点からは俯瞰した今を見つめること。なのかな…
言葉が硬すぎて自分でも想像しづらいな…
たとえば、退院することで感染リスクが高まると聞いたから心配になった。看護師さんにどんなことはしない方がいいですか?と聞いてみる。可能性としてしかわからないけれど、教えてもらったら、信頼して、このお話は終わりにする。
別の視点というのは、この現実のやりとりが行われている間も、質問する案件は不安から発生していることでプロに聞くことで安心して、一旦忘れていいよ。ってことなのかな。
-識別-
以前、アーユルヴェーダの知識を学んでいた時にN子さんから教えていただいた言葉がいま浮かび上がってきた。N子さん、ダルマのこともたくさん教えてくれてありがとうございます。日常で活かせています。
きっとこんな方向性でいいんだなと思った。
誰もみてないかもしれない公開日記で、こうして書きだすことが、思考の整理になっている。見えないこころの奥も満たされてくる。これって浄化みたいな感覚もあるかな、浮かんでは消えてゆく感情それぞれの行き場ができて、ほっとする。
朝食後から腹痛。激痛。冷や汗がでるくらい、立ちくらみもする(私ってメンタル弱いんだねやっぱり。と再確認。日々の生活ではそんなこと言ってられないから、ずっと無視してきてしまった。ごめんね。
思い返せば、coronaさん始まりの頃から生理が止まった。早い閉経かと思ったけど、無意識レベルのショックが大きかったのかも、と時々思い出す。それでも表では弱音を吐かず明るく気づかないふりしてた、みたいな。一番に私が気づいてあげるべきだったし、一番わたし自身に寄り添ってほしかったんだよね。ごめんなさい。
祖母が亡くなったときもそうだった、生理が1ヶ月止まった。あのときはまだ30歳前後だったから完全にストレスだよね。時折り起こる精神的なショックに月のものは素直に表してくれていた。寄り添ってあげれなかったね、そうか。わたし自身が経験不足か感情が薄くて、悲しみにどう向き合うか知らなかったのかもしれない。
この入院を通して、もうそんなことしないよと決めた。わたしにも周りの人にも、どう接してあげればいいのかわかったよ。
共感と寄り添うこと、どんな感情も否定しないこと。ただただ一緒に居てあげたい。
どんなあなたでもいいよ
どこでなにをしててもいいよ
いつもがんばっているよ
だいすきだよ
Aさんのアファメーションをまた思い出した。
昼前、作業療法士さんが来てくれる。
休み明けで、退院のことに驚いたとのこと。今日も親切丁寧誠実な対応に、安心してリハビリをお任せできました。毎日そうなんだけど、作業療法士さんが来てくれる時間にはなぜか涙がすーっと出てしまう。気づかれてるのかわからなけど、恥ずかしくはない。
この入院で"触れる"ってこともテーマだなって感じている。だから、リハビリ中はもちろん左手に触れられているから、それで涙がでてしまうのかな。ふしぎ
自主トレしてて自分で"触れる"ってこともすごい効果があると思ってる。退院してから、深掘りしていきたいテーマです。
《その他のできごと》
・夜中1〜2回は起きたけど眠れた。めずらしく6:20頃まで起き上がれなかった(きっと昨日発表された件が無意識レベルのパンチできいていると予想)
・診察は主治医。この14日間の入院期間に会ったのは2〜3回目。今日は傷口の軟膏塗布を1人でやってみて、と言われて、そのレクチャー。ガーゼをあてて、包帯をまいてくれる。包帯はみるみるうちに薄くなってきた。こんなペラでいいのか…
退院したら、の包帯やその代用などの説明を受ける
・主治医再び登場。「リハビリやりますか?」の問いに目をキラキラさせて(イメージです。笑)「はい、やりたいです」「自主トレだけでは不安なので、お願いします」正直に伝える。
「じゃ、リハビリの用紙書いとくんで、来週の外来の後予約入れときます」
やったーー!!
昨日の昼の気がきく看護師さんナイスです。ありがとうございます。めちゃくちゃうれしい。連携プレーみたい!
私もちゃんと看護師さんに、あのときの不安を全部伝えられたからえらいね。思言葉もそうだし、それができないときはテレパシーもつかえるね。
思えば伝わるね。またひとつできる技?に自信がつきました。
・急きょの?リハビリがあって昼食12:40。お腹もまだ痛いし、半分くらいしか食べられなかった。腹痛はもしかして胃痛なのか。よくわからなくなってる
・薬はもう飲まなくてもどちらでもいいと主治医から言われた。特に痛み止め薬は、長く飲み続けると腎臓がやられるらしい。初耳、こわい。知らなかったよ。リハビリと自主トレで動かす以外は痛みはもうほとんどないから昼から飲まないことにする。
・昼食後、もらってあった胃腸薬飲んだ
・14:30夫面会。退院の服を届けてもらい、近況報告など
・15:00また腹痛が。眠気も出て横になる。今日は気持ちがやすまらない。うとうとするくらいでたいして眠れず。なんとなくビジョンや夢見の領域から答えをもらおうとやってみるなど、肉体をぬぐってこんなかんじ。カエルさんがぴょこんと飛び出した
・17:00昼のベテラン看護師さんが退勤のあいさつ。主婦・母親目線で色々教えてくださりありがとうございました。
・17:40作業療法士さんが2人で訪ねてきてくださる。退院してからの自主練習の用紙を作ってきてくれて、説明をうけた。来週の外来時に担当になる方から今の左手の可動域や症状の確認など。また明日も退院前にきてくださるそう。実生活でできることから使っていくこと、痛みが出たらストップしてもいいけどなるべくやってほしいこと、左手のこわばりが続いてゆく中でいまがとても大事な時期であること、ほかにもメンタルのサポートもあってこころづよいです。今日もありがもうございました。
・18:00夕食。食べられるかなあ→おかゆはほぼ残してしまった。ごめんなさい
・たちくらみあり。貧血ぎみ?
【できるようになったこと】
・髪ゴムで髪を結べるようになった。
だいぶぐちゃぐちゃだけど!うれしい
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