自転車高すぎてビビった話
先日ふと「今、完成車っていくらなんだろう」と思ってネットで調べたら驚いた。
ジャイアントのエスケープR3が79,200円もしている.…。
た、たっけぇ.…。
自転車の部品が品薄で且つ高騰しているのは、それはそれは重々承知しているというか、日夜肌身に感じてはいたけれど、いわゆる完成車を買う機会なんて随分無かったから、そういう点では私は完全に浦島太郎だった。
それにしてもR3が79,200円.…実質8万円.…。
ちなみにジャイアントのエスケープR3というのは
いわゆる「クロスバイク」の代名詞。そしてジャイアントは世界一の自転車メーカー。台湾の。
私も最初の一台はR3でした。千葉の蘇我で買った。遠い記憶だなぁ。
スポーツバイクの世界観を無理矢理に箱根駅伝で例えるなら、R3は「大手町」みたいな感じ(本当に無理があるけど)。
知人がスポーツバイクに興味があると相談してきたら、とりあえずこれ(R3とか)を見せて「この辺が何となくの入り口だよ」と切り出し、クロスバイクに乗ってみて面白ければ、そこから先、ロードバイクやマウンテンバイクやグラベルロードとか色々あるからさ、さぁ沼においでよ.…みたいな話をするイメージ。俺だけかもしれないけど。
で、そのR3って、昔は50000円~60000円くらいだったんですね。だから「スポーツバイクの入り口は5万円から」みたいな感じだったんです。以前は。
R3に限らず、各メーカーの入門機的ポジションのも、概ねそれくらいのお値段~プラス諭吉1人2人.…的な。
まぁ「指標」だったわけです。ハイ。
それが今や8万円.…。
この価格高騰の世情の昨今、メーカーを批判しようなんて気持ちは毛の先ほども無いし、現にメーカーの知り合いも頑張ってるし、私自身もスポーツバイクの面白さを知りたい人にはこの面白さを勧めたい。めちゃくちゃ面白い。
しかし、中々ハードル上がっちゃうよね.…という気持ちになったという話でした。
賃金あがれ~。