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はじめてのはくぶつかん、大阪歴史博物館

博物館行ったの、小学生のころの社会科見学除けば初めて。「行ったことないないから行きたかった」ぐらいの薄い動機。この記事はいい歳した大人が書いています。
大阪に住んでる人間が行くところでもないかもしんないと思いつつも手近なところということで大阪歴史博物館に行ってきた。入館料600円。

自発的に博物館に行ったことがないもんだから、そもそもどんな感想になるのかというのを確かめたかった。勤勉な人間でもないからなにかを学ぼうとしていたわけでもない。楽しみ方みたいなものもわからない。博物館ならなんでもよかった。なんにせよ経験だ!

で、感想としてはまぁ特別大きな刺激を得たという感じもなくごくごく平穏平凡に見て回っただけで終わったという感じでした。満足はしました。博物館でそんな大はしゃぎすることもそらないか。

古代→江戸→戦後とダイジェスト気味に大阪の歴史を知れる展示内容。博物館自体が遺跡の上に建ってるってことで発掘品や遺跡の解説が豊富。遺跡の見学も別コースで可能みたい。
自分としては古代と江戸の間、それから芸能方面のことを知りたい気持ちがあったんだけどそこはそれほど多くなく。
それはまた今度その辺りを専門にした博物館を探すとします。

そんな中色々見て思ったのが「展示物が可愛かった」ということ。

これ欲しい

当時(江戸、明治、昭和)使われていた小物の展示が多くて、色合いやらサイズ感が可愛かった。雑貨屋見に行ったかのうような感想で合ってるのかわかんないけど。

発掘品
大坂の劇場に出てた歌舞伎役者その番付(江戸時代、天保6年〈1835年〉)

当時の光景を再現したジオラマも良かった。

こういうのもっと見たいかもしれない。

大阪が工業都市として栄え、「煙の都」と呼ばれるに至ったころの写真を見ることが出来たんだけどその写真が良すぎた。何本もの煙突からはっきりと立ちこめる煙たち。ある種のファンタジックな光景に感動してしまった。公害おかまいなしの状況は間違いなくよろしくないしそんな光景残らなくてよかったんだろうけど、残ってたらそれはそれで観光地になってたかもしれない。

怪奇!写真の写真を撮ってくる男。
でもこれが一番刺激受けたかも。良い写真。整った街並みしか知らない自分にはそう思えた。

博物館あまり関係ない話だけど、街並みはもっと乱雑でもいいんじゃないかと思う。
上記写真の工業地帯のような方向性で街作り突っ走ってくれたら攻殻機動隊よろしくめちゃくちゃ良い光景が今頃出来てたかもしれない。
住みたい街になってたかどうかはわかんないけど……。

おわり!

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