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車の教習所で教えてほしいこと 前半

 車の免許を取得した人は教習所で どのようなことを学んだかは なんとなく覚えているはず。

教習所の流れ

 一応、内容や流れを簡単に説明する。

 全体は第一段階と第二段階に分かれている。それぞれでやることは学科(座学)と技能(実技)。教官を隣に乗せた状態で第一段階は構内、第二段階は実際の道路を運転する。
 第二段階になるには、第一段階での学科と技能をすべて終了後に受けられる修了検定に合格する必要がある。
 第二段階を全て受講すると卒業検定(そつけん)が受けられて、合格すれば免許が取得できるようになる。

やることが結構多い

 受けたことがある人には理解できるけど、受けたことない人にはチンプンカンプンだろうね。

教習所で学ぶこと

 学科で基本的なこと、技能で実践的なことを学ぶ。学科試験の嫌味なくらいなテストは記憶に残っているが、今回そこについてはパス。

 まず昔はなかった高速教習について。
 構内を走行する初めての運転では時速30~40キロでも速く感じていたのが、第二段階の一般道では流れに沿って時速60キロは出せとか言われて不安になった記憶がある。それなのに高速では時速80~100キロ出せと言われるのだから前日からドキドキだった。
 高速という特殊空間を学んだこともだが、速度感覚やペダルをここまで踏み込んでいいのかなど学びが多かった。

 確かに、これらは必要であり、やるべきことだと感じている。しかし、もっと必須なことがあると思う。それは燃料補給についてである。後半へ続く。

最後に

 ちなみに教習で最終的にもらえる『免許』について正しく理解しているだろうか。

 『免許』は『資格』とは異なる。その名の通り『免じる』『許す』ことであり、普通であれば危険で禁止されている行為について許可する目的で発行される物になる。しっかりと知識をつけて練習もしたので、国から行為に対してお許しが出るという物であり、免許が無ければ違法行為となる。
 当然『資格』の場合は無くても違法になるわけではなく、大抵は信頼度のためといった具合だろう。
 免許が必要な行為は相応の危険性が伴うものであり、その能力が落ちていないか確認するために免許更新など様々な対策も取られているのである。

 そういった事情を知っていれば免許返納の意味も よく分かるのではないだろうか。

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