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女の言う「男女平等」は「女性優遇」の意 ④ フェミニズム

フェミニズム

 「男女平等」の話をしておいて外すことの出来ないものはフェミニズムについてだろう。
 多くの人はフェミニストのことを『女性に優しい人』のように思っているかもしれないが、これは間違った認識である。フェミニズムとは女性解放思想・女性拡張主義のことであり、それこそ男女平等を掲げる考え方である。

フェミニズムのマーク

よく考えてみると

 ただ開放とか拡張とか言っているが、言い方を変えれば『弱い女性の立場の向上』ということになる。……つまり、『女が弱い』立場であるということが前提条件にある。
 しかし主張することは『本当は弱くない。正しい立場にしろ』。つまり思想(弱い)主張(弱くない)が矛盾しているのである。

「私女なんですけど」

 ネットでは「私女なんですけど」という有名な話がある。簡単に説明すると、自分(女)が不倫したのに、夫に慰謝料をいくら貰えるか聞くという話である。全く理解できない。
 つまり『女なのに何でマイナスなことをしなきゃならないの』ということである。しかし女性の起こす交通事故の動画などを見てみると大半が「私女なんですけど」状態で、女の私が悪いのかと突っかかってくる。噂じゃなくて現実の話なんだと戦々恐々する。

 そして人間社会では社会を円滑に進めるため様々なことを努力義務にすることで、問題を最小限にしてきた。ぶつかったら謝る、老人に席を譲る、荷物を持ってあげる etc.
 しかし「私女なんですけど」状態の人は、道でぶつかっても私が悪いのかと喚き散らし『いつも道では他の人が譲ってくれてた。道は女に譲るのが当たり前』ということになる。
 相手が男性であれば面倒事になる予感から悪くなくても謝ってすぐに退散するだろう。しかし女性同士でこれが起こった場合、どちらも引かない。互いが互いを正義だと思いこんでいるから。そしてキャットファイトの動画が撮影されるのである。

怪物誕生

 『みんなに優しく』の社会の中に『私は優しくされて当たり前』という思い上がりの勘違い女が誕生するのである。そして次に主張するのは『私に優しくしない世の中はおかしい』であり、女性の権利という名の「女性優遇」思想をするフェミニズムが完成する。

 フェミニストにとっては優遇されることが当たり前であり、自分は特別な存在なのだという認識を持っている。ただし男性も女性も ただの人間に過ぎず、神でも何でもない。むしろ獣であると理解しなくてはならない。
 現実とは異なる認識を持つ彼らには何を言っても話が通じない。文字通りの怪物である。

 今まで話したのは女性のフェミニストの場合。それでは男性のフェミニストはどうか。彼らは女性の味方のような振りをしつつ、本当は女性を劣等種として見下している。
 例えるならばペット扱いだろう。ペットが何かを壊したり喚いても苦笑いで許すような、『あいつなら仕方ない』『失敗するのも可愛いもんだ』って感じ。ペットに対して、ペットが嫌がっていても無理矢理撫で回すことがあるように、一方的に可愛がるところも扱いが似ている。『女性には「かわいい」って言っておけばいいんだよ』って自分勝手に振る舞う。
 一見すれば優しいが、上位存在として君臨している感がある。簡単に言えば『おまえら劣等種を強い俺様が保護してやる』といった感じだろう。

 う~ん。どっちも怪物。

最後に

 みなさんのフェミニストと名乗る人への見方が多少でも変わってくれたなら良かった。このような本性が見えたならば書いた甲斐があったというものだ。

 そして、みなさんは自分が たかが人間であるということをしっかりと認識し、特別な存在ではないということも よく理解しているだろう。
 スティーブ・ジョブズが亡くなってもApple社が問題なく業績を伸ばし続けているように、自分よりも圧倒的に優れている人ですら替えが利く矮小な存在であることを認識していれば、怪物にならずに済む。

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