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手作り発酵食品の容器
発酵は生きもの。
おうちで作るので初めから最後まで自己完結が基本かな、と考えています。
その際に重要なのが入れもの。
意外と盲点なんです・・・。
・容器の大切さ
パン作りで自家製酵母を育てているときのこと。
順調にレーズンが発酵してきてプクプクと泡が立ってきました。
そして粉と合わせて元種を作って継ぎ足して・・・
明日の朝には2倍か3倍に育った元種が見られるはず^^
ワクワクする気持ちのまま就寝しました。
朝、爆発は免れたもののフタを持ち上げ元種が外に飛び出した状態を目の当たりにしました。
でも人によってはあの状態を『爆発』というのかもしれません。
それくらい見たことのない光景だったのです。
この時の経験で、発酵は生きものだとはっきり認識しました。
・衛生面
私の場合は熱湯消毒が基本です。
消毒液でも良いのですが大雑把にしてしまうのでムラができます。
なので耐熱のガラス瓶を多用することが多いです。
特に手作り酵素はガラス瓶のみと決めています。
一日くらいの持ち運びならペットボトルを使うこともありますが、量によっては強く発泡することもあるので保温ボトルなどの密封容器の使用も避けています。
・発酵による呼吸
パン酵母、味噌、塩麹は活性化していると呼吸の様子が見て取れます。
出来上がり後の保存は、ほうろう容器やプラ容器など空いているものを使いますが、フタにパッキンが付いている場合は外して保存します。
フタを乗せただけの状態で冷蔵庫に収納。
そうしないと発酵の呼吸で中身が漏れることがあるので注意です。
味噌や塩麴の発酵過程で、ふかふかのお布団状態を発見すると微笑ましい気持ちになるのはきっと私だけではないはず^^
「ぐっすりお眠りください」そんな気持ちです。
うっかりカビが生えたり過発酵になったときは素直に謝って(リアクションありませんが)気を取り直して入れ替えます。
放置しないでね・・・菌たちの声が聞こえてきそうですが、機嫌よく最後まで使い切るためにも容器選びは大事だなと毎回思います。
ではまた。お読みいただきありがとうございました。