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どんな環境でも生き抜ける!会社や転職に左右されない『自立型ビジネススキル』の磨き方 Vol.0
昭和の価値観と現代の変化:会社の消滅を経験して思うこと
会社が無くなってしまう…
その日は突然訪れました。
経営がうまく行っていないという噂は耳にしていましたが、「自分の勤める一部上場企業が無くなるはずがない。」と思い込んでいたのです。
当時(今から15年ほど前)昭和世代の私たちは、大企業は絶対に潰れないという根拠のない安心感を抱いていました。
心の底で、「会社は、絶対に無くならない」という願望を抱いていたのです。
現代のように変化の激しい時代では、企業の倒産は珍しいことではありません。
しかし、昭和世代にとって会社は「絶対的な存在」でした。
「会社に骨を埋める」という言葉が日常的に使われていた時代、私たちは終身雇用を信じ、会社への尽力が人生そのものだと信じていました。
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揺らぐ終身雇用:不況とリストラがもたらした現実
バブル崩壊とともに、「終身雇用」の概念が揺らぎ始めました。
私が新卒で入社した会社も業績悪化に伴い、相次ぐリストラを余儀なくされました。
当時は、中高年がリストラの中心で、若手の私たちには、「別世界の話」のように感じられていました。
しかし、東日本大震災をきっかけに、会社の経営はさらに悪化。
事業は、切り売りされ、複数の企業に吸収合併される事態に陥りました。
社員の行先も分かれ、人事部門から提示された、「国内同業他社」、「外資系企業」、「残される事業」、「退職勧告」という選択肢をもとに、各自が自分の道を選ぶことを迫られました。
私たちは、新たな環境でゼロから学び直し、異なる企業文化に適応する必要がありました。
同僚たちと別々の道を歩む現実は、想像以上に辛いものでした。
新しい職場では、歓迎されるとは限らず、時には冷たい態度に直面することもありました。
それでも、私は困難を乗り越える中で多くの学びを得たのです。
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逆境をチャンスに変える力:前向きな思考がもたらす人生の転機
このような経験は、精神的に大きな試練となりました。
しかし、私は「困難も捉え方次第で前向きに変えられる」と気づいたのです。
友人に「倒産して全員職を失うより良かったじゃないか…」と言われたとき、確かにその通りだと思いました。
退職金が支給され、次の道が用意されている。
別の視点で見れば、それは、未来を切り開くチャンスだったのです。
通常では経験しないような、さまざまな出来事を通じて、私は、「物事を前向きに考える習慣」を身につけることができました。
キャリアの浮き沈みを避けることはできませんが、どう向き合うかで人生は大きく変わります。
■ 異なる企業文化で学んだ「ゼロからの挑戦」
吸収先の同業他社への転籍は、私にとって大きな転機となりました。
同じ業界ながら文化や価値観が全く異なる環境で、「ゼロから学び直す覚悟」が求められたのです。
部下に頭を下げて教えを乞う日々は楽ではありませんでしたが、そこで得た知恵は私のキャリアの財産となりました。
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■ 不安の不安の時代に私たちができること
日本経済は厳しい状況が続いています。
昨今言われている「失われた30年」の中で、将来の不安は尽きません。
しかし、「物事の捉え方次第で状況は、180度変わる」という教訓を私は経験から得ました。
不安や困難に目を向けすぎると心が支配され、行動が阻害されます。
だからこそ、この時代に必要なのは、柔軟に対応し前向きに進む力です。
■ 厳しい時代に必要な「自衛力」
現場の状況が劇的に改善することを期待するのは難しい時代です。
その中で重要なのは、自らを守り、柔軟に適応する「自衛力」を身に着けることです。
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高卒から一部上場企業の支店長に!成功を引き寄せた実践スキルとマインドセットとは?
突然ですが、皆さんは、逆境に立ち向かうとき、どのようにして前向きな姿勢を保っていますか?
私は、高卒という学歴のハンディを乗り越え、一部上場企業の支店長に就任しました。
その道のりは、決して平たんではありませんでしたが、実践的なビジネススキルと「前向き思考(ポジティブシンキング)を身に着けたことで、数々の困難を乗り越えることができたのです。
今後の連載では、私がどのように逆境を成長のチャンスに変えたのか、その経験をお話ししたいと思います。
■ 家族を支えるための決断が、私の人生を変えた
私の家庭は、ごく普通のサラリーマン家庭でした。
裕福ではありませんでしたが、私が高校生の時、両親が念願のマイホームを建てることになりました。
しかし、家を建てた直後に父の勤めていた会社の業績が悪化し、父は早期退職を余儀なくされました。
退職金も想定の3分の1しか受け取れず、家のローン返済に窮する日々が始まりました。
結果として、私は大学進学を諦め、高校卒業後、すぐに働きに出る道を選びました。
幸運にも、高校の先生の助けを借りて、一部上場企業の地元子会社に就職することができましたが、そこには、新たな厳しい現実が待っていました。
■ 高卒社員として直面した学歴の壁
職場では、学歴による明確な格差が存在していました。
給与体系、昇進スピード、さらには周囲からの評価も、すべてが大卒優位の環境でした。
ですが、「自分の環境で最善を尽くそう」と決意し、業務に必要なスキルを一つひとつ学びました。
ビジネス書を読みあさり、先輩社員のアドバイスを吸収しながら、自分を磨き上げました。
その結果、徐々に社内での信頼を勝ち取り、成長を実感できるようになったのです。
■ 高卒から支店長へー逆転のキャリアを築いた2つの力
努力を重ねた末、私はついに国内販売部門の支店長に就任しました。
高卒社員としては、非常に珍しいことでした。
この成功の裏には、次の2つの力がありました。
1.実践的なビジネススキル
実務を通じてスキルを磨き続ける姿勢が、キャリアの土台となりま
した。
効率的な仕事の進め方、チームを巻き込むリーダーシップ、そして
事実に基づいた意思決定能力が私を支えました。
2.前向き思考(ポジティブシンキング)
どんな困難にも「何かできることはある」という視点で取組むこと
で、逆境を成長のチャンスに捉えることができました。
突然の会社消滅、そして「ゼロからの挑戦」
そんな中、思いがけない事態が発生しました。
会社が突然吸収合併され、築き上げたキャリアがゼロになったのです。
しかし、それまで培ってきたビジネススキルと前向きな姿勢のおかげで、新しい会社でも「ゼロからの挑戦」に挑むことができました。
この経験を通じて感じたのは、逆境の中で磨いたスキルやマインドセットは、環境が変わっても自分を支えてくれるということ。
これこそが、キャリアにおいての揺るぎない強みだと実感しました。
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誰でも実践できる「成功を引き寄せる習慣」
私の経験は特別なものではありません。
学歴や境遇に関係なく、誰もが「自分にできること」に集中し、成長を積み重ねることで道を切り開くことができます。
もし、あなたがキャリアにおける逆境に直面しているなら、ぜひ私の体験からヒントを得ていただけたら嬉しいです。
今後の連載では、厳しい時代を生き抜くための具体的なノウハウを共有していきます。
「逆境を乗り越える力」をテーマに、一緒に学び、成長していける内容をお届けします。
※提案するノウハウは、私が社会生活において様々な経験から身に着け
た独自のビジネススキルですので、みなさんの社会生活の参考として
ご一読いただければ幸いです。
※継続して記事を作成するモチベーションにもなるため、一部有料とさせ
て頂きますことご理解お願いします。
是非次回もお楽しみに!
次回は、下記URLから参照ください。
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