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久しぶりの飲み会

何のためにnoteを書いているのか、目的についてはっきり落とし込めない。でもまずは手探りで続けていきたい。

日経WOMANの有料版契約をしていて、ほぼ毎日読んでいる。その中で朝比奈あすかさんのミドルノートの、淡々と進んでいくリアルなストーリーがいいな、と思う。共感する人はするだろう。ストーリーの落としどころがあまり見えない、スッキリしない。そんなところも、余計にリアル感を増す気がする。

私も自分の出来事を客観視して書いてみようかな、と思う。

おじさんは語りたい。

昨夜、三人だけの小さな送別会を開いた。人事に異動するわたしと、審査の次長に昇進するマネージャー、そして、主催者の50代の部長。

チームとしてはこの三人だけで、そのうち二人がこの春異動。コロナも落ち着いてきたとのことで、私は出産後初の飲み会だ。

店は部長が昼にたまに行くという会社から徒歩15分ほどの小料理屋。
乾杯の生ビールから始まり、会社の昔話や今はいない人や役員の話。。。
そうそう、少し前までこんな感じだったんだよな、とビールの酔いと共にじわじわと、ザ・会社の飲み会を思い出す。

もうこの部署は用済みと思って、内心昇進に心躍らしているマネージャーは「へいへい」と言ったかたちで、部長の話に相槌を打ち、わたしは目をさりげなく合わせながら聴いていますよ、と言った姿勢。

なんだか送別会なんだか、おじさんの昔話を聞きに来たのか、よく分からない。
ついさいきん、JTCという言葉を知った。
てっきりJTBの仲間かなんかかと思ったらJTCとはJapanese traditional company の略なのだとか。

JTCのザ・飲み会なんだろな、思う。
なんだか哀愁漂う送別会であった。
冷めたマネージャーが隣にいるだけで、明るく振る舞おうとする自分が健気にも感じた。

22時に帰宅すると「おかえりー!!」と涙で濡らした部屋着姿の娘が!

初めての夜ワンオペにへろへろな夫に、それみなさい、とトドメを刺してはだめだと「ありがとう」を伝え、バタバタしながらお風呂に入る。
23時、私の帰宅を見届け、安心して転がる娘の寝相をちょっとずらし、わずかな隙間に横になる。
そうこんな日は、このしあわせを胸に休めばいいんだと、しあわせの匂いを吸い込み眠りについた。

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