海南島免税店の現状
中国海南島は中国南端にある島で九州と同じくらいの大きさだといわれています。
「世界自由貿易構想」など政府が勢いある政策を打ち上げ、それにより賑わっている島です。
私は海南島の海口市に家がありますが、気候は1年を通じて暖かく、20度切る日があるか無いかという印象です。
近所には世界免税城という巨大な免税店があります。
ニュースでは大勢の人が押しかけて免税品を多く買っているような内容が見られますが、実際はというと、平日は閑古鳥。。。
代理購入のおじさんとおばさんが、よく分からずアルバイトで並ばされてるのか、その人達により行列を作るブランドがあるくらいで、他の店はほぼ客がいない状況です。
立地が悪いとか、ブランドが少ないとかではなく、単純に中国人に消費力が無くなったというのが原因だと思います。
展示会なども出展しますが、無料の物には大量の人が群がりますが、実際に商品を購入する際にはひたすらの「値引き」です。
フェイクワインやフェイクブランドなどもたくさん流通して売れているので、もはや買いたくても買えない人がたくさんいるという事を念頭に中国進出は検討した方がいいと思います。
アリババなどの11月11日の売上がすごい!!みたいな宣伝してる会社は基本的に私は距離を置いてます。
今後、中国の景気が回復するとは思えませんが、人がたくさんいる事は間違い無いので、全てを相手にするのではなく、富裕層と呼ばれる1,500万人にどうリーチするかなどになるのではないでしょうか。
もはや売れないマンションを持つ人、それを担保に借入してた人はもはや富裕層として考えていると確実に火傷すると思っています。
色々と気をつけましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?