書籍メモ『発達障害の僕らが生き抜くための「紙1枚」仕事術』2

Chapter2#メンタル

「恩返し」精神は取り扱いに注意!

○「こんな自分」
○「恩返し」の考え方が心身をむしばむ
○タスクの抱え込みすぎ
○「紙1枚」はメンタルを守り自分を救う
○大変さや忙しさを見える化し客観視できる

「過度な自責傾向」は甘美な罠

○相手のミスも100%自分が悪いと考える
○自己関連付け
○「紙1枚」で責任の所在を意識できる
○身についた考え方は必ず職場であなたを守ってくれる

自分を責めるな、仕組みを責めろ

○「仕組みが悪い」と考える2つのメリット
・より現実的な課題解決ができる
→同じミスが繰り返されないための対策
・落ち込みすぎを回避できる
→仕組みにダメだししても誰も傷つかない
○ヒューマンエラーはシステムエラー

仕事に追われる不安感は「紙1枚」でなくなる

○定期試験最終日のあの感覚
○仕事から距離を取れる
○タスク管理→タスクからの解放
○仕事から距離を置くことはとても大事

「覚えおこう」は百害あって一利なし

○「覚えておこう」とするのは抜け漏れの最大要因
○メンタルにも悪い
○覚えておこうとする←心理ストレスがかかり続ける
○人は1時間経つと56%忘れている
○エビングハウスの忘却曲線
○脳の外で保存しておく


「面倒くさい」は幸せの青い鳥

○「面倒くさい」は「分解しよう」に変換
○面倒くさい→先送り→追い込まれる→自責→心が疲れる→負のスパイラル
○サブタスクが大きすぎる
○何らかのサインを大事に受け止める

私が職場に求めたたった1つの「合理的配慮」

○障害のある人たちが働きやすい環境づくりを事業者(企業)が行うこと
○働きやすい時代になる
○しっかりと要望を伝えることが大切
○当事者が要望する→企業もより良い配慮ができる
○「紙1枚」で配慮された状態を常に自分で作り出すことができる
○働き方の選択肢をグッと広げることができる

過去の「紙1枚」がメンタルを救う

○目に見える、自分の仕事の足跡
○過去の頑張りを文字として残せる
○「安心感」は自分の手で作る
○自分が安心する方法は自分にしかわからない


Chapter3#仕事の成果

仕事が速いとは頭の中の探し物をしないこと

○リアルな探し物と頭の中の探し物
○頭の中の探し物をしない→無駄なことをしていない
○探し物が多い→仕事が遅い
○頭の中に情報を置いておく必要はない
○頭の外で整理する
○頭の中を空っぽにするとケアレスミスも防げる
○目の前の作業にだけ集中できる

「紙1枚」でメモ上級者に

○「ゼロ秒後に忘れる」とどう向き合うか
○パーキングロット
○メモをとるのが上手い人
○メモの目的が明確
○メモの目的を持つ

「ミスしない」ためには環境も重要

○「紙1枚」がなくてものびのびと働いていた
○「安心できない環境」で特性が出やすい
○不安→焦り→特性が出やすい→ミスを頻発→怒られる→悪循環
○職場の雰囲気

「マルチタスク」という幻想を捨てよう

○複数のタスクを同時にこなしている人はどこにもいない
○人間に「マルチタスク」は不可能、必ず「シングルタスク」(同時に複数のことは処理できない)
○できる人→シングルタスクを効率よく無駄なく高速で処理している人
○「紙1枚」でマルチタスク対策
○相手ステータスのサブタスクを増やす
○自分のサブタスクは最小限にとどめる

「質問力」と「巻き込み力」で仕事の質は高くなる

○「紙1枚」で質問力は上がる
○具体的かつ建設的な質問や相談
○建設的な答えを引き出せる良い質問
○クローズド・クエスチョン(回答の限定された質問)
○オープン・クエスチョン(回答が無限にある質問)
○意図的に相手のサブタスクを増やし、周りを巻き込む
○多くの人を巻き込むと仕事の質が上がる
○仕事の目的は「一人でやること」ではなく「良い結果を残すこと」
○助けてもらう側であり助ける側でもある

完璧を目指さず6割で提出しよう

○相手のボールを増やすことは、不完全なものを渡すこと
○6割程度の完成度で相手に投げてみる
○早めに意見やアドバイスをもらい、最終的には質が上がる
○完璧主義の人ほど6割を心がける
○6割の資料→「たたき台として」
○パス回し、膨らんでいく風船

長所を生かすために短所の手当をしやよう

○「短所をなくす」必要はないが「目を向けない」のは違う
○最低限の手当は必要

あたりまえのことをあたりまえにできるって、実はすごい

○あたりまえのことをあたりまえにできる人は、実はそうそういない
○周囲に認められる人になることは可能
○どの会社に行っても重宝される最強スキル




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