雑談 #02 気がつくと沼底にいた話
中村悠一さんの沼に落ちた経緯
まずこの話を書かなければ…と思いながら、沼に落ちた経緯を1本目にせず、愚痴みたいな独り言を先にUPし、しばらく書けなかったのには理由がある。
簡単に言うと
自分が沼にいることを未だ不思議に思っているのだ。
…はい。
ですよね。意味わかんないですよね。わかってます。
自分でもなぜ沈んだのか、上手く理解できてない。そもそも、中村さんは私の中でわりと前から好きな声優さんの1人ではあったけれど、そんな生ぬるいものじゃなくて
「もうこれは完全に好きです…」と認めた後も
「え…今更?なんで中村悠一?」とずっと自問自答し混乱しまくっていた。
(呼び捨てだし、いろいろすみません)
ただ、確実に溺れてるし、何なら沼は底なしで、事あるごとにどんどん沈んでいるという感覚はある。
ここから、結構な文字数になると思う。
見知らぬ他人が誰ぞにハマった経緯など、微塵も興味ないと思うので、もし何かの間違いで開いてしまったのなら、今すぐ閉じて見なかったことにしてほしい。
1聞かれたら100答える、それがオタクというもの。
何も聞かれてないのに6000(文字数)答えようとしているのだから、既に厄介だ。
自分の気持ちを整理するために、とりあえず振り返りつつ書いてみることにする。
WEBラジオ「シェーWAVEおそ松ステーション」
思い起こせば、
事の発端は、仕事にテレワークが導入されて、それに慣れてきた2020年の夏頃だった。
自宅で仕事をするのに作業用BGMがほしくなり、しばらくは好きな曲とか、その時間に放送されているラジオなどを聴いていたのだが、それも次第に飽きて何か面白いものないかなーと、偶然たどり着いたのが「シェーWAVEおそ松ステーション」。
3期放送決定の生放送回、アーカイブだったと思う。
アニメおそ松さんはオンエア当時、途中まで視聴していたが、好きな回とそうでない回の差が激しくて"時々見る"くらいの頻度になっていた。要は自分にはハマらなかったのだ。
超人気声優さんたちが六つ子を演じて話題になっていることや、ファンの熱量、グッズの多さなどは情報として持っていたけれど、WEBラジオがあったことは全然知らなかった。
これはyoutubeで公開されているが、静止画にラジオ音声が流れるだけのもので、作業BGMとしてちょうどいい。そんな軽い気持ちで再生。
…なにこれ、面白い。
声優さんってこんなトーク力あるんだ。
言葉選びにトークのリズム、切り返し、話しててご本人たちも楽しくなってきた時の着地点(グダグダにならずオチをつける)など、進行台本はあるにしても、普段の関係性やそれぞれの個性が際立っている。
過去回も気になって遡りつつ、3期放送と同じタイミングで新しく順次公開されていったものもチェックしていくことにした。
生放送回で少し話題に上がっていた、シリーズ構成の松原秀さんのラジオ「裏方」も、自分の仕事柄とても気になった。
3期放送スタートの、少し手前で公開されたこの回。
声優さんの知識があまりない私ですら、神谷さんの仕事に対する姿勢やストイックさは知っていて、このとき改めてご自身の声で語られるそれを聴いたことで、過去の入野さん回や、後にゲストとなる櫻井さんや小野さんのゲスト回も聴取している。
(イヤミ役の鈴村さんの回や、インテンションマネージャー大澤さんの回も面白い。)
神谷さんに嫉妬してると言わしめる櫻井さんのこと
その櫻井さんの引き算の話
六つ子のキャラクター設定に、各声優陣の個性がスパイスとして入っていること
特にこの部分が心に引っかかり、おそ松さんを選り好みせず視聴し直してみることになる。
これまでと違った目線になったことで、改めておそ松さんを観るとかなり面白かった。
六つ子たちの後ろに、あのハチャメチャなトークをしていた声優さんたちの姿が想像できるのと、声優さん自身がこの作品を楽しんでいるという空気感も伝わってくるような気がして、新しい発見。どこまでが台本で、どこからがアドリブなのかを探すのも楽しい。
この時は櫻井さんや小野さんが気になって、お気に入りだった過去アニメをいくつかリピートし、友人に「声優沼に片足突っ込んだかもしれない」と報告している。
六つ子声優陣でTwitterのアカウントを調べたりもしたが、本人がツイートする個人アカウントを持っていたのは中村さんと福山さんだけで、フォローしてみたものの、まだ中村さんの沼の前には立っていない。
星野源さん、わしゃがなTVに出演
自己紹介の最後で触れたが、星野源さんのライトなクラスターである私は、主にラジオ聴取とCDやドラマ鑑賞くらいをメインとするファン(星野さんに関わるもの全部チェックする!という感じではない)であったのだが、
YouTubeのおすすめに、星野さんの出演されたわしゃがなTVのサムネが上がってきて、「…ん?星野さん出てるチャンネルがある」みたいな軽い気持ちで再生。
感想「CDの宣伝かー」
…以上。
興味のないときなんて、そんなもんだ。
声優の中村さんがやってるチャンネルなんだなってことと、正直なことを言うと最初は「私は何を見せられているんだろう…」とさえ思っていた。(ホントごめんなさい。今はメンバーシップにも登録してます。)
その後、直近でもう1回と、約5ヶ月後に星野さんが出演されることになるのだが、その他にわしゃがなTVで視聴したものは、カードキャプターさくら・月刊ニュータイプ・有野さん・呪術ウエハースなど、興味のあったものをいくつか摘む程度。
これまで、"youtubeはMV鑑賞用"くらいの人間にとっては、ただ興味本位で流し見る、ような感じだったと思う。
そして、少し間隔が開くが
2021年の年末あたりからいよいよ雲行きが怪しくなり始める。
youtube個人チャンネル開設と呪術廻戦
仰々しく書いてみたけど、これも後から認識したことだ。
中村さんの個人チャンネルが開設されて少しした頃だったと思うが、ドライブ中の様子をライブ配信しているのをたまたま見つけ、それを部分的にリアルタイムで視聴していた。
「そういえば、呪術廻戦が映画化されたんだっけ」
アニメ好きと言いながら、当時の私は呪術廻戦をまだ観ておらず、
かなり面白いとの評価があることも知っていたし、アニメ好きの友達に「呪術ってどうなん?」と聞いたら「あぁ(納得できる)って思う、声優陣が出てる」って答えで、そのあとすぐ1話目だけチェックして「続きはまた今度でいいかな」と、そっ閉じしていた。
ただ、この配信きっかけに、とりあえずテレビ版をちゃんと観てみようか…と、数日前に録画していた一挙放送第1弾を視聴することに。
5話の衝撃展開、そして呪術廻戦をご存知の方であればお察しの通り7話のアレである。ここで沼に落ちたと思われるかもしれないが、残念ながら違う。まだ先がある、申し訳ない。
この時、友人とLINEでやりとりしていたのだが、
五条悟の素顔を見て
「あのビジュアルでCV中村悠一とか、あざとい」と、送信していた。(感想が雑過ぎる…!)
ストーリーの面白さや作画だけでなく、独特な呪霊の描かれ方、音楽の使い方、緩急あるシーン展開など、興味深い点はいくつもあった。
一挙放送が7話までで続きは年明けということだったので、Netflixで追いかけることにした。
1期最終話までを、だいたい2〜3日で視聴。
「…なかなか面白かった。これは話題なるわ。でも、話題になってるのなら来年には劇場版も地上波放送されるだろうから、そのときでいいかな」
このとき、それくらいの熱量だったが
数日前に放送されていた「オールナイトニッポンGOLD~劇場版 呪術廻戦 0 SP」をタイムフリーでチェックし、リスナーの感想やキャスト陣が語る「映画館で観るべきアニメ映画」という言葉に惹かれ、年明けに劇場版を観に行く予定を立てている。
岡本信彦さんのスペースでの会話
年明けすぐだったと思うが、Twitterをチェックしていると、スペースが開かれているのを見つけた。
声優の岡本信彦さんと中村悠一さんが会話しているようで、かなりのリスナーが聴取している様子。
芸能人でこんなことやる人いるんだなと、軽い気持ちでそこに入って聴いてみることにした。
どうやらオンライン上でのやり取りではなく、もう1人声優さん(山下大輝さん)がいて、3人でリアルに食事をしながら会話しているものが配信されているものだった。
話されていた内容の記憶は曖昧だが
覚えているのは、
ジャにのちゃんねるの話
実際に聴く声とアニメCVの声の違い
カツサンドとハンバーグラー
YouTubeにゲストを呼ぶことの難しさ
これまでと違ったことは、
音声もザラザラで、はっきりと声が聞こえない状況だったにも関わらず、なんとなーく気になって、最後まで聴取してしまったということ。
…中村さんってこんな人なの?
(あ…ここだな、沼の入り口)
スペースから聴こえてきた声と言葉はプライベート感たっぷりで、私がこれまでイメージしてた中村悠一さんとは全然違い、
「なに………この人…(衝撃)」状態。
SNSで配信されてるのだから、全てがそうではないとは思うが、本音(に近いこと)を話されている印象
はっきりとした物言いをされるが、関係者や視聴者への配慮がある
かなりしっかりとした考えを持っていらっしゃるのが言葉の端々に感じる
話されていた内容よりも、中村悠一さんという人となりが気になる会話だったのが、とても印象に残っている。
ここからは、怒涛だった。
呪術廻戦 インタビュー記事
気になったら、納得いくまでとことん。
根っからのオタク気質の癖で、中村さん絡みのインタビュー記事(呪術廻戦のインタビューから派生して過去の他作品も含む)を調べまくったのが遂にトドメを刺した。
中村さんの記事だけでなく、他のキャストの方の記事もひたすらチェックした。中村さんだけが特別ではないことも理解した上で、やはりここに戻ってきてしまっていることに気づく。
特にこのORICONのインタビュー記事は、スマホのリーディングリストに未だ保存してある。
ただのインタビューの書き起こしではなく、中村さんがどんな風に受け答えしていたのか、その時の印象なども書かれていたため、人柄が想像しやすく、さらに興味を惹かれていった。
アニメ好きなら、知らない人はいないと言い切っても間違いないくらい人気な方なのに、それに驕ることなく役に真摯に向き合う姿勢。
まわりの意見に左右されることなく、ご自身が思うことや考えを真っ直ぐに伝える、芯の強さ。
そして、ときどき垣間見えるおちゃめな部分。
中村さんという人がどんな方なのか、全てはわからないけど、部分的でもその人となりに気づいた時、どうしてもっと早く気づかなかったんだろう…とさえ思ったくらいだ。
劇場版 呪術廻戦 0 鑑賞
しばらくアニメ作品を映画館で観ていなかったことも影響しているとは思うが、劇場版 呪術廻戦 0 を鑑賞して最初に思ったことは「今の劇場版アニメってこんなこだわって作ってるの!?」だった。
これはいよいよやばい。光と影のコントラスト、迫力あるバトルシーン、 MAPPAの本気を見た気がする。
こんな情勢下ではあったが、アフレコは抜きで収録するのではなく、少人数ながらも掛け合いができた収録だったからこそ、緒方さんや花澤さんなどが演じる他のキャラクターたちも誰もがそこに必死に生きている、そう思える作品だった。
上映終了したがネタバレに配慮して書くと
最後の方で、五条からの言葉を受けて(劇中で声は聞こえない)夏油がセリフを返すシーンがあって、その櫻井さんの声(感情)が個人的に刺さりまくって号泣。
夏油のあの声を引き出させた、五条(CV.中村悠一)のセリフがどんなものだったのか…
前述したラジオの時、アフレコ時に実際は声を出して読んだ(劇中は流れない)と仰っていたそのセリフ内容よりも、どうやってあの櫻井さんの演技を引き出したのか…そこがめちゃくちゃ気になって仕方なかった。
キャラクターにハマったというより、中村さんがどんなことを考え、掛け合いの中で何を感じ、その役を演じられたのか。
この後、映画は3回観に行って、上映終了の5/29にも行きたかったが仕事で行けず、円盤はしっかり豪華版で予約済みである。
沼深部へのダイジェスト
ここまで読んでいただいた方はもういないと思うが、あとは沈んでいくだけなのでダイジェストとする。
・ワイヤレスイヤホン購入
必須だった。まぁまぁ思い切った値段のにした。もうこれ無しでは生きていけない。
・中村悠一さんご出演過去アニメ検索&視聴
過去に観ていたものをリピートしたのと、新たにいくつか鑑賞。
・個人チャンネル視聴
最近はゲーム実況が多めだが初期は雑談回が多く、これがさらに底なしに沈む要因となる。
・わしゃがなTV視聴
リアルタイムも視聴しつつなので、まだ全然現在まで追いついていない。
中村さんと梶田さん、(時々、大川さんとおれっちさん)の距離感が好き。
・シェーWAVEおそ松ステーション中村さんゲスト回リピート
中村さんも興味深い方ではあるが、鈴村さんのMC力が秀逸だからゲストの方とのトークに魅力を感じるのか…と、複数回聴いたことで気づく。(声優沼に両足突っ込む)
・藤沢朗読劇Blue-rayまとめ買い
ちょうど中村さんの沼に溺れ始めたタイミングで発表されたVOICARIONの情報で藤沢朗読劇の存在を知り、READING HIGHのBlue-ray(中村さんご出演分)をまとめ買いして視聴。
…これがもう、、、、ほんと心臓鷲掴み、ムリィ…好き。(語彙力消える)
・中村さんの誕生日にファンレター送る
何を血迷ったか、自分史上初のファンレターを送りつけてしまった。
今なら少しは冷静になっているので、過去の自分に会えるなら全力で止めていた事案。
そして、ひたすらyoutubeとアニメ視聴に追われて、現在に至る…とまあ、こんなところです。
最後に
他ジャンルで長年オタクをやっていたので、これまで推しがいなかったわけではないのだが、このハマり方は自分でも若干引いている。
ちなみに…正直なことを打ち明けると
当初、中村さんの見た目には全く興味がなかった。つまり簡単に言うとタイプではない、ということなのだが、もしかしたらそこも大きな要因になっているのかもしれない。
今は見た目と中身のギャップに悶える日々である。なんだ…このビジュアル熊なのに性格猫な人は…。(大変失礼しました)
中村さんは、自他共に認める人見知りだということだが、おそらく導入部分だけそうで、知り合ってある程度の関係を築けてしまえば誰よりも人が好きで、出会う人たちや周りの人たちを大切にされる方なんだろうな…と。(私の勝手な見解です)
ゲームやアニメ(ガンダム・聖闘士星矢など)、好きなものの話をするときはまるで少年のように弾む声で語るし、仕事ではとても誠実で、ご自身が関わる声優という仕事を、それに携わるまわりの方々を本当に大事にされていることが伝わってくる。
そして、どんな立場になっても新しい知識を得ることに対して、良い意味で貪欲で、そのことを楽しんでいらっしゃる姿が、見ていてこちらも楽しくなるのです。
沼はまだまだ底なしである予感しかなく、これ以降も中村さんに対する新たな気づきがあって加筆したくなると思うが、さすがに長くなりすぎたので、今回はこの辺で。
ここまで読んでくださった方へ、心から御礼を。
本当にありがとうございました。
拙い文で更新頻度もゆっくりですが、また遊びに来ていただけると嬉しいです。
それでは、本日も推しのゲーム実況視聴に勤しみます。
ではまた。
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