CAARS日本語版 と AQ と インタビューを受けてみた。
以前から受けたかった発達障害の検査を、漸く受けられることに。
ちなみに、
・CAARS日本語版→おとなのADHDの検査テスト
・AQ→自閉症スペクトラム障害(ASD)か鑑別するテスト
・インタビュー→自閉症スペクトラム障害か、二次障害の有無、他発達障害合併の有無のスクリーニング
CAARS日本語版とAQは、選択式チェックマーク記入、
インタビューでは、どの程度当てはまるかに応じ4つの数字を回答する。
結果は、
中等度から重度の不注意優位型ADHD、ASD合併、二次障害はなし
どうにか働いていたためグレーゾーンか軽度かと思っていて、結果には正直驚いた。
が、ショックというよりかは、ここから改善していくべき客観的な指標を確認できてうれしかった。
それと、今までを振り返り、
いろんな場面で迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思ったり、それでも関わり続けてくれている人たちのありがたみを思った。
上記の結果は、具体的には以下のような項目で構成されている。
【CAARS日本語版】
Tスコアは65点以上が臨床的に有意(陽性)
QADは点数が高いほど生活支障がない
〈項目〉 〈Tスコア〉
①不注意/記憶の問題 84
②多動性/落ち着きのなさ 56
③衝動性/情緒不安定 86
④自己概念の問題 70
⑤DSM-IV不注意型症状 85
⑥DSM-IV多動性衝動性型症状 73
⑦DSM-IV総合ADHD症状 84
⑧ADHD指標 84
①物を整理することができない、集中できない、覚えが悪い
②おちつきがなくあちこち動きまわる
③気分がころころとかわる、人にいらいらしてしまう、衝動的行動が目立つ
④人付き合いが下手、自尊心や自信がない
⑤ADHDの不注意優位型の症状があるかどうか
⑥ADHDの多動性衝動性型の症状があるかどうか
⑦DSM-IVによるADHD診断をみたしているかどうか
⑧得点が高いほどADHDとして治療を要する
⑨QAD生活支障スケール 10
【AQ】
数字が高いほど問題がある(病態識別値33点以上)
37点 ASDの可能性はある
❶社会的スキルの問題 10/10
❷注意へのきりかえの問題 7/10
❸細部への注意の問題 6/10
❹コミュニケーション 8/10
❺想像力 6/10
【インタビュー】
自閉症スペクトラム障害か(女性の病態識別値58点)
69点とASDの可能性はある
二次障害の有無(病態識別値23点)
19点と二次障害はなし
他発達障害合併の有無のスクリーニング(目安15点)
17点とADHDはある
もしもっと早く、
もし子どものうちに診断を受けて療育を受けていたら、
なんてタラレバを考えてもしかたないのだけれど、
また何か違っていたかなと思う。
「自分が何者であるかを知るかは大切なこと」と、
初診時のカウンセラーが言っていたけれど、
障害の有無にかかわらず言えることかもしれない。