面接が来週に控えている。今まさに、面接対策用の文言を書いているが、ESとの乖離が起こりそうな文言を書いている。 25卒なのだが、初めての面接だ。 就活をずーっと先延ばしにしていたから、何をすることがいいのかよくわからないのだ。アドバイスを求めるのも嫌だし、何だか、あの「踏めば助かるのに」ロボットが頭の中で、湧いて出てくるが、頭を振って忘れてしまう。 よし、縄を持て、ドアにかけろ、首を通せ、そのまま落ちろ。と考える。よく、布団に入りながら、ドアの角を見つめていることが
今日も、本を読んでみた。中嶋らもの「永遠も半ばを過ぎて」。就活の身分としては、詐欺師の雰囲気を活字を使って感じ取れるから少しやる気が起きるような気がした。 面接もESも、全部嘘だろ。思ってもないことを理路整然に言わなきゃいけんし、「僕、まじめちゃん」と声高らかに宣言しなきゃならん。そりゃ礼儀作法は大事なのは分かるが、周りの奴らを比べてみると、「そんなに熱量かけてやらんといけんのか?」と疑問に思うことがある。まあ、それが正解だし、私の方が不正解な行動を取っているから、私の疑
今月は、初旬にコロナに罹り、一週間がつぶれ、元々やる気のなかった就活に拍車かかり、もっとプー太郎になった。 今は、ずっと「ロックマンゼロ」をやっている。「スタフィー」や「クロノア」などのアクション系のゲームはマジで面白い。ゲームボーイは面白過ぎる。 という風に、本当に楽しく家に引きこもっているのだ(最近実家に戻って、就活している風を装っているが、そろそろ、親の目線というか雰囲気がキツくなっている気がする)。何か、文化的な行為をしようと思い、図書館で本を借りた。勢いで
スマホのメモ帳に書いてたものをこちらに転載させる。 「弟よ、何もそんな顔をするなよ、と言って走って滑り台に登った。上を見上げて滑り落ちた。 そういえば、弟なんていなかったな。お月さん。 忘れたことばかり言われても、キツイだけだろ。 脇差で片腹さして、ゆっくりするか。 ザバスのシェイカーにインスタントコーヒーを作り、がぶ飲みする。 カフェインもタンパク質も筋トレにいいのだ。 グレーチングの蛇。夏の始まり。 梅雨の抜けきらぬ空気が、虫やキノコを誘い出す。変わらぬ空気によどみが生
朝、起きて生きてるって感じるとき、安心する。 いつも見る悪夢は、何も手が付けられなかった大学受験の勉強。 ハーメルンで、二次創作の小説を読み漁って、時計がぐるぐる回っていくのを見ていたりする。 スマホのカレンダーで、受験日の日数を計算して自己嫌悪をして、英単語を開いてはみるが覚えられない。 俺は、大学に入ることはしない方が良かった。 社会人には、向いてない。向上心はなければ、受け身な体制。 そういう日々が一番好きかもな。 将来なんて、どうせ上手くいかないだろうし、今まさに
「ゆれる」オダギリジョー主演の映画だ。男兄弟の弟として演じるオダギリジョーは、田舎から上京しカメラマンとして一旗揚げ、売れ始めてきたころ、母の一年忌に際して実家に久しぶりに帰省するところから始まる。 実家では、兄が実家のガソリンスタンドの跡を継ぎ、一生田舎という押し入れにギューッと押し込まれている様子が描かれている。 久しぶりの帰省、弟は昔の彼女とガソリンスタンドで再会する。兄はこの女性と付き合いたいと思っていた。 そこで、兄弟とその彼女とで昔よく行った桟橋に行くこ
幸せを求めるなら、だいぶ痛い思いをしなきゃいけない。ような気がする。 頭のいい人は、頑張れるし、一つの事に熱中できるし、芯があるし、なんだか、大体似てるよね。 俺は、自分を幸せにしたいのではなく、苦労から避けて「ひと時の安らぎ」が欲しい。そのための努力をしようとするわけじゃない。 ただ、バイトのシフトをいっぱい入れて、大学の授業に行って、親の連絡をテキトーに返し、周りからの言葉はテキトーに返し、結局、立ち込める不安に燻されているだけ。洞穴に入っても、俺はアナグマだ。すぐ
頑張りたくない。まじで何もしたくない。 なんでこんなになっちまったんだよ。
夜が深まる頃に、ホトトギスの鳴き声が聞こえる。 だいたい、夜更かしをするとき、これからのことを考えてしまう。自分は、どうやって生きるのだろうか、と。 兄弟は、社会人となり一人は海外へと行くらしい。少しずつ疎遠になり、今じゃお互いに何をやってるのか全く分からなくなっている。 それが、成長の証であると感じるとともに、強烈な焦燥感に駆られてしまう。 今の自分を俯瞰してみると、かなり体たらくに生きていて、そろそろツケが来てしまう頃なのに、一生懸命に就活をしない。 「何か、う
みんな好きなことをやればいい。 そう思うけど、できないことの方が多い。 当たり前の言葉を発することが、一番楽しいのかもしれない。 冷たい、熱い、寒い、単純な感覚が一番楽で楽しい。 難しい感情は、ずっと私を悩ませる。 やっておくと人生にとって有益なのにやらない。 勉強とか就活とか早寝とかだ。 それは楽しい瞬間を刹那にさせたくないからだと感じる。長く、長く感じてたいのだ。 夏休みを延長戦に持ち込ませたいと考えるあまり、今の私ができたのだ。モラトリアム期間の即時、延長を求め浪人を
みんなは、やる気を出すとか奮起するとかの感情で頑張ったことはあっただろうか。私は、明確なものがあったとは言えない。 だいたいが、恐怖とか不安、焦りからくるものであったと思う。なんとなくの気持ちで学生生活を送っていると、そういう気持ちは失せていき、頑張ってみようなんて思わなくなる。 「やまぬ涙、やまぬ汗、やまぬ涙、あの子は口でバナナを剥いて」疾走と時間は流れるし、どこかで頑張っている友達と久しぶりに会うと、「身長伸びた」と毎回、聞いてしまう私がいる。なんだか、私よりも成
自分は就活生らしい。さっき、母から「内定はまだなの?」と連絡がきた。 私は、全く何もしていない。就活という行為を行っていないのだ。だから、今から何かしようとは思わない。 小さい頃の夢とか頑張ってきたこととか、全部何も忘れてしまったし、やりたいことはなければ、妥協点を見つける努力をしてこなかった。つまり、人生のターニングポイントは全て逃げてやり過ごしていた。中学受験の時は滑り止めの学校に、大学受験は1年浪人して偏差値45の大学に、そして今、就活は未だ手つかず。 この難局