【不登校問題】田中茂樹先生の本を読んだ私の母との会話、と驚き。#46
私の母。
図書館通いもよくしているみたいなので、先日この場でも紹介した田中茂樹先生の本もよかったよ!、とおすすめしたところ、読んだみたい。
【不登校問題】小言を言わない生活、その後。#45 | 記事編集 | note
で、母も、
私もできてないことばかりだったわー、
小言を言わないのって難しいよねー、
という感想を述べ、母にならないと分からない母悩みトークで私と盛り上がっていたところ、
「あ、でも、1つだけできていたことあったわ」
といいはじめました。
著書の中に、
おねしょをしたときに親がすべき対応は、「大丈夫だよ」とやさしく言って、騒がずに、何でもないように片づけてあげることです。
子どもは、不注意で失敗したのではないのです。 「寝る前にお水飲みすぎたからよ!」とか「トイレに行ってから寝なさいって言ったのに!」などと責めることも、有害です。
というのがあったんです。
これ、できていたと母は言うんですが、私は全く記憶がない。
そもそも、私はおねしょなんて、していない。
と思いながら誇らしげな母の話を聞いていたんですが…
「あんた達、おねしょなんてしてないって思ってるでしょ、一度も。何度もしてたんだけど、これは言ってはいけないと思って、黙ってサササッとシーツも洗ってたんだよねー」と。
マジか。
本当に知らなかった。
我が家は3人兄弟。
小さい子供を抱える時代の母業をながーくやっていた母。
私だけでなく、妹も弟にもそんなことが起きていたなんて、本当に知らなかった。
おねしょ処理。
深夜眠いときや、今みたいに寒い時期とか、
わー、まじかー、今つらいわー、
って態度でちゃうけど、おそらくうちの母は、そんな態度は一切出さずに処理してくれていたんだと思う。容易に想像できる、我が母なら。
この本を読んで、その感想トークをしなければ、そんな母の愛情を知ることもなく人生終えるところだった。
この本を読むきっかけとなった不登校娘よ。
改めて感謝。