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【不登校問題】腹落ちした本。別室登校との決別。#30
退職して時間も有り余る日々。
Kindle Unlimitedで本を読みまくっています。
電子書籍で本読み放題って、スゴい時代ですよね。
もちろん、「不登校」で検索される本も読みまくりました。
その中で、腹落ちした本がこちら。
森田直樹著
「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」
https://amzn.asia/d/fWvdldA
この本のポイント。
✔︎不登校の原因を探ることは無意味であること(←まずそこに親は執着するが)
✔︎子どもたちの心の中にはコップがあって、そのコップの中には自信の水があり、不登校はその自信の水が不足している状態
✔︎それを解決するには、子どもの良いところを3つみつけて伝える「コンプリメント」をすること
✔︎自信の水が満たされれば、不登校の解決をする糸口を自分でみつけ、自分で解決しつつ登校を再開する。そうしなければこの問題の根本的解決はしないし、不登校、ひきこもりなどを繰り返すだけ。
✔︎コンプリメントとは、子どもの良いところを気づき褒め、母親がそれを嬉しいと表現する。それを1日3つ以上絶対。そして記録する。
✔︎褒めるところがない、と思っても、足音を聞くことができて嬉しい!、そんなレベルのでもいいからとにかく子どもの良いところ、嬉しいと感じることを3つ。
これをやってみよう!と思えたのも、
この本のプロローグに、
「義務教育であれば人を育てる学びの場でなければなりません。 学びには、好きなことを好きなようにするだけでなく、人として社会生活を営むための「好きでないことにも耐える・我慢する・力を合わせる等」も含まれます。学校は多様な考え方の子どもたちと生活し、社会生活に必要な人間関係を学べるのです。 その学びこそが、これからの社会で自己実現を図るためには必要とされます。フリースクールや支援教室などに不登校の子どもたちを集めて、義務教育に匹敵するほどの学びの場となり得るのでしょうか。学校外に場を変えるだけでは不登校の問題は解決しないと思います。私は、今のところ学校以外に教育の場はないと考えているのです。」と言い切るこの言葉に共感を覚えたからです。
とりあえず、いいと思ったことはチャレンジ。
その日から娘と、不登校ではないですか自己肯定感低めの息子にも同じように実践。
効果ありました。
娘はみるみると表情が変わりました。
息子は「そういうの、いいから」との反応あるも、
私の息子に対する見方が変わりました。
今まではどちらかというと欠点ばかりが目につきそれを指摘する日々。指摘しなかったとしても、それを我慢する自分に苦しむ日々。
それが、足音でもいいから褒めろ!、と言われれば何とか褒めポイントを口にしなければいけませんから、悪いところではなく良いところポイントに目がいく訳です。
子供にも自分にもよかったと思います。
この本読んで、夏休み明けの保健室登校や別室登校は「意味ないかも」とも思い、自宅でとことん娘の心を休めよう、と決意することもできました。
娘の心の安定は、確実に回復しています。
息子にも、私にとってはよかったと感じています。
息子のイライラも減っていると思います。
ただ、プロローグにある当初の共感ポイントが果たして正解なのか、公立学校の一律な教育方針が果たしていいのか、その教育にこだわってそこへ復帰することを目標とすべきか…などなどは迷走中で、他の選択肢も含め知識を深める必要があると感じています。
とりあえず、子供達の心の安定。
これを目標として、コンプリメントを継続していこうと思います。
つづく。