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【不登校問題】児童精神科で心理検査をお願いしてみた。#24

娘の不登校について、行政の相談窓口へ夫婦で行ってみた後、
4月に受診した児童精神科のある精神科病院で「検査もありますが…」と言われたことを思い出し、どんな検査か分からないけど詳しく聞いてみようと思い再受診しました。

検査は2時間ほどかかること、事前に答えてもってきてほしいと言われた検査書類もたくさんもらいました。

へー、何か大量。

書類をみながら、検査はそれぞれ違うみたいだけど、似たような設問を少し言い回しを変えて何度も聞いている感じだな、といった印象。

検査は1か月後、夏休み中の8月下旬にすることに。

夏休み中。
娘は市内に住む私の実家へ長期お泊りに。
東京に住む弟家族の子も夏休み中はばあばの家に長期滞在するとのことで、娘も年下の従妹達と生活することで気晴らしになればなー、と期待。

この夏休み生活中は、「学校へ今日は行くのかな、どうなのかな」と毎朝心配することもなく、時間通りに出社し、全力で仕事もすることができました。8月末で退職することも働く仲間にもしっかり伝えることもできたので、後任への引継ぎも全集中でき助かりました。

皆に支えられて、仕事もできる。
残りわずかな会社員生活。
一日一日、その有難みを感じながら生きておりました、今年の夏は。

さて、娘の検査の話に戻りますと、
事前に回答し持参しなければいけなかった検査用紙。
相当なボリュームでしたが、娘も取り組んでくれました。よかった。

ただ、一つ、SCTという書きかけの分を完成させ、ふだんどのようなことを意識しているかを知る検査は「書けない」と拒否姿勢。回答していたのは、2つの設問だけ、「イラストレーターになりたいです」「(私がすきなのは)絵をかくことです」でした。
他の検査は設問番号を選択するだけ。これは自己表現を直接的にしなければいけないものだったので、この時の娘には少しつらかったかもしれません。

私も無知のまま、検査当日をむかました。
回答できなかった検査のことは「いいですよ」と言っていただけたのでちょっと安心。

検査者の女性の方が待合いに来て娘を案内しようとしましたが、1人で検査を受けることを娘は拒否。私にどうしても同席してほしいということでやむなく一緒に検査室へ。
検査者の方も「通常は一人で受けるんですが…」と少し困った様子。
やれやれ。

検査が始まってからも、娘は私のそばから離れようとはせずモジモジ。
言葉を発することもしない様子だったので、紙に回答しながらということで検査スタート。

おそらく最初はWISC-IVというのをやっていたと思います。
始まって10分ぐらい経過した頃、私の咳の症状が出始めてしまったので退席。その後、検査室に行こうか迷いましたが、まぁ困ったら出てくるでしょ、と思い、そのまま待合いにいることに。しめしめ。

とにかく長かったです。
2時間ぐらいして娘が出てきました。

娘もやっと終わって安心した様子。
どうだった?と聞くと「座りすぎて、お尻痛い」、と苦笑い。

そっか、そりゃ疲れたね。

検査結果はまた次回の投稿でお伝えしますが、その検査結果をスクールカウンセラーの先生にみせたところ、通常一日でこなす量ではないとのこと。
これやっぱり大量だったんですね、そりゃ疲れるわ。

ちなみに実施した検査名あげをますと、
WISC-IV、バウムテスト、人物画、SCT、AQ、CES-D、LSAS-J、STAI。

この投稿をみてくださっている方の中には専門家の方も多くいると思います。どうなんでしょう、一日でやるには大量検査ですか?

娘は結局、検査中一言も声を発しなかったみたい。
検査者の方には心を開かなかったんですね。
まぁ、自分のことを丸裸にされるようなもんですから、普通警戒しますもんね。今の娘ならなおさらのこと、仕方がないか。

と、親子共々ヘトヘトになり、この日を終えました。

つづく。

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