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2年使ったコンデンサーマイクを更に改造する。その2

先日、2年程使ってるAKG P220の初段増幅段の部品を交換したが、替える度に音がコロコロ変わってしまうので何度も部品を交換し、録音をする事を繰り返す事となった。あ〜、昔オーディオアンプとかDACを自作した時に色々な銘柄の電解コンデンサーをとっかえひっかえしてたっけ。それと一緒である。今回部品を交換したのが初段回路なので部品で音質が変化するのは当然なのだが。初段回路にもコンデンサーが幾つか使われているのだが、一番音質に影響ありそうな部分が0.47uFの積層セラミックコンデンサーと22uFのタンタルコンデンサーである。0.47uFはWIMAのメタライズドフィルムコンデンサーに替えることで落ち着いたが、問題は22uFのタンタルである。元々タンタル電解だったものから→ニッケミオーディオ用(型番不明)→ニチコンKZ→ルビコン高分子ハイブリッド電解→エルナーシルミックⅡと交換した。どれも一長一短があり、今はシルミックⅡにしてるが、割としっくり来てるので初めからこれにしておけば良かったんじゃ?とか思うがまた替えるかもしれない。期待してたがやはりダメだと思ったのがニチコンKZだった。元からこのコンデンサーはエージングに時間がかかるそうなので、まだ本領発揮してないのかも知れないが、音の余韻がなくなる感じで細かい音が目立たなくなり聞こえなくなる。楽器の音をオンマイクで録るなら問題ないが、僕のようなマイクの使い方をするとなると毛羽のないツルっとした音になってしまう。アンプに使うと余計な音がなくなり音質が良くなったように思えるのだろうがマイクには使えない。前に9V電池を直列にしたファンタム電源BOXを作った際に48VをカットするカップリングにKZを使ってダメだったのを思い出した。

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