FujiRec U-87を購入、そして改造する。
例のごとく分解、改造を奨励してる訳でなく自己責任で改造しているのでよろしくお願いします。Amazonで出物のマイクがないか、物色していたら見つけたマイク。ちょうどセールで20%OFFだったのと酔っばらっていたのもありポチってしまった。もちろんステレオ録音で使うので2本購入した。到着後に早速分解してみた。トランスレスであるが、基板の作りなどに安物感はない。だいたい中華製のマイクを買うとあらゆるコンデンサーが積層セラミックコンデンサーで彩られあのパサパサの音を醸し出すのだが、一番音に響くのがダイヤフラムにかかるバイアス電圧を初段FETへ伝えない様にするカップリングコンデンサーなのだがこのU-87ではWIMAのフィルムコンが使われている。(AKGのP220でさえ、ここはセラミックのチップコンだったのに)要点をうまく押さえた設計の様だ。早速バックアップとして録音に使ってみた。個人的には思ってたより悪くはないが(数年前に購入したTASCAMのTM-180の改造前はもっと音が悪かった)まだ改良が必要だと考え改良する事にした。63V 47uFのアルミ電解を高分子ハイブリッド電解へ、積層セラミックをフィルムコンへ交換した。本来であればWIMAのコンデンサーもディップマイカへ変えたかったが、とりあえず録音した音を聞いてから考える。
部品交換後の写真を撮り忘れてた事に今気付いたが絵面的にはそんなに変わらない。
追伸:改造したがこのマイク あまり指向性が良くないらしい。ステレオ感が出ないし、パリっとした音にならず何かゴニョゴニョした感じの音になる。こりゃダイヤフラムを変えないと駄目か。
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