ラジオ録音用レコーダーを交換する。

毎度の事ながらこの記事は電気製品の分解&改造を推奨するものではありません。分解&改造は自己責任で。

永らく自宅のタイマー録音でラジオ番組を録るのにDENONのSDカードレコーダー(正しくはソリッドステートレコーダーって言うらしい)を使ってきたが元々ジャンクで購入した時からそうだがディスプレイが焼き付いてて?見づらかったのだが最近、その度合が酷くなりSDカードを認識したのかしてないのか確認するのも大変になって来た。なので今使ってるのと同機種か、別機種でも程よいのがあればとハードオフを廻っていたら、市ヶ尾のハードオフにマランツのソリッドステートレコーダーPMD-570のジャンクが売っていた。何か既に改造された跡はあるし、メディアがコンパクトフラッシュだし悩んだが購入してみた。コンパクトフラッシュに関しては変換アダプターが使えればmicroSDカードが使えるし使えなくても同人ラジオの編集に転用すれば良い。早速アマゾンで変換アダプターを注文。届いてから変換アダプターを介してmicroSDカードを認識するかテストすると問題なく認識し、MP3で録音する事も出来た。ただこの機種もデフォルトではタイマー録音機能はないのでDENONの時と同じくタイマー録音用アダプターを作ってタイマー録音するように改造しないといけない。このアダプターとはタイマー録音機能のないソリッドステートレコーダーは大体そうなのだが、電源が入るとまずは本体のイニシャライズから始まり次にSDカードの中身の確認をするので大体20〜30秒は操作を受け付けない様になっていて、その為の対策をしないといけない。なのでまずオーディオタイマーが作動し、電源がONになったら時定数の遅延回路を組んで例えば30秒後に録音ボタンを(電気的に)2回押す様にするものである。プログラミングが出来る人ならマイコンで簡単に出来るのだろうが。
ともかく動作が似ている今までDENON用の録音アダプターを改造する事にした。そのままでは上手く動かないのでアダプターの回路を改造した。と、ここまでテスト動作では問題なかったが、急に正常動作しなくなってしまった。なので結局新規でアダプターの基板を作る事になった。今度はせっかくなのでタイマーIC 555を使ってみた。電源トランスは最近機種も少なくなり、なお且つ高い部品になったので前のDENON用のアダプター基板から流用した。

左側が新しく作成したアダプター回路、右はチューナー出力を分配する回路。

またレコーダー側にもフォトリレーを付ける為の基板を付けた。基板が完成したら仮でLEDをハンダ付けして点灯or点滅するかテストする。問題なさそうだったので結線して実機とテストする。そうすると動作がうまくいかない。悩んだあげく1箇所抵抗を追加したら動作するようになった。
とりあえず上手く動作しているのでこれで使っていきたいと思う。

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