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考察 FFXIV 世界を考えてみる

*Patch 6.1までの情報を含みます

FFXIVの初期、Patch 2.Xの新生エオルゼアの時代から気になっている事がある。

  • イフリートの事情

  • ラムウの知識

  • アシエン・ナプリアレス

  • アシエンの秘術

これらの謎のうちいくつかは、Patch 6.1で得られたある情報によって明度の高い考察が得られそうであり、ここに記述していきたい。

【イフリートの事情】

イフリートの事情とはなんぞや。私がまさに気になっているのは、蛮族の神であるイフリートがアシエンに「敬語」を使っていた件である。(「天使いどの・・・」)
アシエン達は彼らが信奉する神ゾディアークに敬語を使っており上位の存在として扱っていた(アシエン・ラハブレア等)
イフリートにも尊敬や階位などの意識・認識があるのだろうか。

【ラムウの知識】

冒険者とラムウが初めて対面するとき、ラムウはいろいろと興味深い事を語ってくれた。「始原の時、そこには光も闇もなく・・・」「人の心の闇は・・・」など、世界創生の時や、ヒトの成り立ちをその目で見てきたかのような。ラムウとはいったいどんな存在なのだろう。

【アシエン・ナプリアレス】

私がアシエンズの中で最も気に入っているのは、エメトセルクでもエリディブスでもなくこのナプリアレス、通称「アシエン・モミアゲデス」である。
彼は冒険者と初対面の時ですら「そんな事も知らないのか?」と「光の加護でアシエンが近づけない事」とか「名杖トゥプシマティは俺に効く」とか親切丁寧に世界のことわりを教えてくれた。こいつを生かしておけば、もっと色々話してくれたカモしれない。
しかしその中でも特に注意を引くのが、「今ならラハブレア達を出し抜ける」という発言だ。彼にはアシエンの悲願「世界を修理する」という目的よりもさらに上位の目的があったのだろうか。
光の戦士との激突により残念ながら彼は消滅してしまったので、ナプリアレスの座のクリスタルから記憶を抽出するにしても、転生後の彼の意志に触れるのは難しそうだ。暁月LV89ダンジョンでも彼の魂は見つからなかった。
さらに気になることがある。暁月のエルピス編においてエメトセルクとの「イベント外会話」が発生する。その中でエメトセルクは様々な座のカンタンな解説をしてくれるが、「ナプリアレスの座」に関しては語られない。
まだ、何かあるのかと疑わずにはいられない。

【アシエンの秘術】

アシエンの戦闘方法に関しても謎が残る。リムサスタートの冒険者はスウィフトパーチ入植地にて早々にアシエンの黒仮面と戦闘になる。この時彼らが繰り出す秘術はヴォイドから妖異を召喚するというものだった。
この他にも冒険者はアシエンと何度も激突することになるが、アシエンたちは誰一人「創造魔法」を使用してこなかった。アシエン自体がゾディアークのテンパードに近い状態であるため、創造魔法にも制限がかかっていたとする説は考察当でもよく議論されている。
Patch6.0が終わってみると、創造魔法によって作り出した生き物が「デュナミス」によって変容し制御不能になるのを恐れたためとも考えられる。ゾディアークによる巨大エーテル膜によって宇宙からくるデュナミスを遮ってはいるものの、世界が分割された状態でそれがどこまで「効く」かは未知数だったと考えられる。
しかしそうなるとヴォイドから召喚される妖異はどうなのだろう。妖異といえどデュナミスを浴びてしまっては終末の獣のように変容してしまう可能性があるはずだ。まだまだ妖異に関しては新しい情報が出てきそうである。

【Patch6.1を終えて】

さて、Patch6.1を進めていく中で興味深い情報が得られた。一つはメインクエの「禁書庫」、もうひとつはサブストーリークエスト「十二神」関連の中で。禁書庫を捜索していると、本編に関係無い一つの書物にアクセスできる。その中で「全知の神を召喚した場合、その知はどこからくるか」といった問いが記載されている。また「十二神」のクエスト道中グ・ラハとラールガーの情報収集中にシルフ族のラムウとの共通性が語られる。これらの情報から(メタではあるが)何か意味をくみ取れるとすれば、私の抱える疑問のうち二つを説明できる。

・イフリートの召喚方法を教わった召喚者のアマルジャ族本人(達)がアシエン達に敬意を示しており、その心情影響を伴って召喚されたイフリートもまた彼らと同じようにアシエンという存在に敬意的行動を取った。イフリート本人には敬意も敵意もなく、そのように見えるのは、幻想である。
・ラムウは始原の時の情報を語るが、それはシルフ族が「ラムウちゃまはすべてを知っている」という心情を伴って召喚したというだけで、ラムウは実際に何も知らない。ラムウが見た、知っている、と思っている情報は、幻想である。

と、これが現在の私の結論である。蛮神召喚と創造魔法の間には相違点も多い。今後も出てくる世界情報に期待が高まる。

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