考察 Buried Memory
記憶と書いてメモリアと読ませる。記憶というより「思い出」というニュアンスを強めたいのか。しかし英語表記のBuried Memory とはまた不吉な表現。Bury は「埋める」という意味だが、文脈によって「埋葬する」という意味で使われる。さて、パッチ6.2で埋葬を連想させるキャラクターは2名。
一人はメインクエで出てきたヴリトラのねーちゃんアジュダヤ。生きてはいないだろう、もしくは生きていたとしても別のモノに変容している可能性すらある。最悪のメモリアにならないことを祈るばかりだ。
もう一人はサブクエストで登場する、当代ラハブレアの息子・エリクトニオス(以下トニオ)。彼の母は亡くなっているらしいが、その理由は明かされていない。そしてトニオには不可解な点がある。あのラハブレアの息子であり、そしてラハブレアを超える力を持つ可能性が示唆されている人物、トニオの母アテナという存在。この二者の子であるトニオが「ボンクラ」というはいささか「目立つ」設定。子供の頃は両親譲りの強力な力を有していたが、「なんらかの事件」により消失もしくは封印されていると考えると、そしてその事件が母の死と関連していた場合、いよいよ以って禁断のメモリアらしくなってくるのでは・・・!?