見出し画像

8.メガネ先生からの言葉

「あなたは話を聴いて欲しいの?
 それとも決めて欲しいの?」

くよくよ悩んでばかりいた、高校時代。
大好きな予備校の世界史の先生は、
私だけでなく希望する生徒には
電話で面談もしてくれていた。

その日も内容は覚えてないけど、
じめじめ、後ろ向きなこと、
不安に思うことばかりを話していたと思う。

そこで言われた、この一言。
背筋がヒヤッとして、心臓がギュッとなった。

その場では答えられなかったように思う。
「聴いて欲しい」のか、
「決めて欲しい」のか。

そこから考えてたどり着いた結論は
「そうだ、私聴いて欲しかったんだ」
答えは自分の中に既にあった。
「決めて欲しい」訳じゃない。

今でも迷うとこの言葉に還ることが多い。
「聴いて欲しい」から話をするんだと。

メガネの世界史の先生、ありがとう。
この言葉のおかげもあり、
第一志望合格できました!
20年以上前の話。

#あの選択をしたから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?