がん保険のこと
私の入っていたがん保険
2人目の子どもを出産後、掛け捨てがん保険に加入。
今までは、医療保険(どれも掛け捨て)しか加入してなかったので、
大事を取って加入。
保証内容はざっくりと下記の通り。
・がんの診断が出て100万円。
・入院費給付金一日1万円
・手術に応じて15~50万円
・通院給付金一日5千円(通算Max700日)
・最初の診断から2年以降にがんの治療で入院で、治療給付金100万円
で、この保険で今まで計300万円弱の保険金をもらっているのですが、
その保障内容は治療費と比べてどうだったかというと、2023年2月現在
とんとんです。
医療保険分を入れるとプラスになるけど、微々たるものです。
現代医療は通院メイン!?
がんの種類や症状によって違うとは思うけど、
私の場合に関しては、
最初の手術は2泊3日の入院、あとは通院で放射線、抗がん剤治療&ホルモン服薬治療、その後治験やらで4年間で60万円くらい。
再発後の治療では、検査入院1泊2日。
その後の治療(放射線・抗がん剤)に関しては通院治療で、
薬が高額のため、毎月高額医療費Maxがず~っと続いております。(約3年間で200万円越え~)
長期治療に即した保証が欲しかった。
乳がんにかかる前までは、「がん」=「余命が短い」と思い込んでたけど、
「がん」にもいろんなタイプがあって、医学の進歩とともに
余命も長くなり、多くの乳がん患者が社会生活を送りながら治療をしていることと思います。
骨やリンパ、内臓に転移がある私のような患者でも、
薬で進行を押さえつつ、仕事もしている身として思うのは、
「がんとともに日常生活を生きていかなくてはいけない」ということ。
医学が進歩した現代、そして手厚い医療が受けられる日本に生きているからこそ、こうしてまだ生きていられるのだと思う。
もし、がんに罹患する前のわたしに戻れて、保険を選べるなら、
長期に渡る抗がん剤治療費の保証(高額医療費Max分)をケアできる保証があれば、そういうのに入れば良かった。
(でもそういう保険って掛け金も高そうですね)
年収500万の家庭だと高額医療費は
3か月まで月Max81,000円、
4か月目からMax44,000円ですが、保険対象ではないリンパマッサージや、装具など万単位での出費で、実質がん関係の出費は年60万円越えです。
これから、子どもにお金がかかる世代としては年60万円の医療費出費は痛い!
あとどのくらい仕事ができるのか?
どのくらい生きられるのか?分からないからこそのお金の不安です。
まぁ、でもこんな風に「あ~もったいない」って思えているうちが花よね。
次回は、昨年の治療で薬が全く効かず、大変だったことの話を書こうと思います。
今はその後別の化学療法が効いて、日常生活送れています。
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