忘年会
忘年会のシーズンである。若い頃その日は朝から憂鬱だったことを今でも覚えている。
席順をどうする、上司や部下にどのタイミングでお礼を言うのかに悩み、食った気にも飲んだ気にもならないのが忘年会。
関連会社の肩書付きが酒瓶を両手に持ってハラスメントを注いでまわるのが忘年会。
私は元来酒に弱い。嫌いじゃないのだが、世界中の酒を飲んだみたいにすぐに顔が赤くなるし、これまたすぐに眠たく、あるいはしんどくなる。
私が校長になった年から、忘年会には決まりを作った。
1.誰かに酒を注ぐのは禁止
2.挨拶、お礼はその席でやるな
3.一芸披露もなし
ようするに『ただ食べてただ飲んでしゃべって帰れ』ということなのだが、コレもバカバカしくなって今は全体では何もしていない。やりたけりゃやりたい人が勝手にやってくれ というスタンスである。
しかし改めて今思うのだが、なんで年を忘れなきゃならんのだろう? 私にとって、今年もその前も別に忘れないといけない年ではなかったんだけどなぁ。まぁ酒を飲んだからといって 年を忘れることなどできないだろうが。
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