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サバシスター

 サバシスターがいい。曲調もだけど、若いのに 日常に転がっている事柄から拾い上げる ちょっとした機微を感じられる歌詞がいい。何より私たち中年以上の年代(笑)が 完全に忘れていた瑞々しい感覚を思い出させてくれるからいい。まるでウチの生徒たちみたいな見た目の3人には、我が校が毎年開催している夏のイベント(ヘア&ファッションショー)にゲスト出演してほしい。出てくれんもんかな?・・・あかんやろなぁ(笑)

 ところで『シスター』はまぁいいとして、なんで『サバ』なんだろう? そんなことを考えている内に ムクムクとしょーもない考えが湧いてくる。ひねくれ者の私は頭の中で物事を茶化し、派生させてしまうという悲しい運命を持ってるのである。

《サバシスター》 ー オリジナル ー
 女子3ピースバンド。同類のカテゴリーでは SHISHAMO (シシャモ) や Hump Back (ハンプバック) なんかも以前と変わらず好きだけど、サバシスターは私内ランキングにおいて 赤丸急上昇中である。
 代表曲は『覚悟を決めろ!』だ。

 以下は完全に私の脳内限定のおフザケである。

《イワシブラザー》
 伊鷲3兄弟の三味線ユニット。津軽三味線をベースにボサノヴァを取り入た曲調が、ブラジルや南米各国の日系人に大ウケし、地球の裏側ではこの3人の真似をする子供たちが続出しているという。あまりの人気ぶりに現地の警察当局が警護する自信がないと宣言したことで、イワシブラザーの南米でのライブは、R6年現在 実現できていないままである。
代表曲は『あなたのハートに小骨が刺さる』だ。

《ドルフィンママ》
 世界初、歌手でありながらイルカ調教師を兼ねるパフォーマー、美しきミズ入鹿萌奈(いるかもな)。サビのファルセットに合わせてジャンプするイルカたちとの共演は当初大評判となったが、人気が海外にまで及ぶようになると ヨーロッパの動物愛護団体から『動物を虐待している』と思わぬ抗議を受け、国際問題に発展しかけたため 時の外務大臣を慌てさせた。
代表曲は『ジャンプ・ジャンプ・ジャンプ -6メートルの恋-』だ。

《イトマキグランマ》
 熟女2人による 今やレジェンドとなったガールズ(?)ユニット。メンバーは糸巻 瑛(イトマキ エイ)と糸巻 海星(イトマキ ヒトデ)である。60年ぶりに野外のライブ(夏フェス)に出演した昨年、AEDを携えた舞台袖の看護師が見守る中、1曲毎に酸素吸入を行い 点滴スタンドをガラガラ引っぱりながらシャウトしたパフォーマンスは、きっと語り継がれ 新たな伝説になっていくのだろう。
代表曲は『命 尽きるまで』だ。

《アメフラシベイビー》
 最近よくある 韓国人と日本人が なんだか混ざって、歌って踊るグループがまた一つ生まれた。実際にはメンバーは8人なのだが、似たようなジャンルのグループは数々存在しているせいで、もはや別のグループと何人かのメンバーが入れ替わっても、よっぽどコアなファン以外はそれを指摘できない。今や男女の区別さえ分かりにくくなってきている、そんなアイドルたちの行く末は誰も知らない。
代表曲は『君と週末サムゲタン』だ。

 お後がよろしいようで。

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