
Photo by
ima_doco
こんな年寄りはイヤだ
年齢を重ねてくると、こんな年寄りにゃなりたくねーな と思うことが多くなった。目につくようになったのかもしれない。でもきっとそれは即ち自分が歳を取ったってことだ。同族否定なのかもしれない。気をつけねば。
以下はこれから老いへと続く道の入り口に立つ自分への戒めでもある。
《こんな高齢者は嫌だ》
高齢者は時に自分勝手である。
高齢者は時に盲目的である。
高齢者は時に横暴である。
高齢者は時に排他的である。
高齢者は時に他人に冷たい。
高齢者は時に感情に走る。
高齢者は時に気づかないふりをする。
高齢者は時に自分は知らないと言う。
高齢者は時に自分は関係ないと言う。
高齢者は時に過干渉である。
高齢者は時に過保護である。
高齢者は時にいじめる側にまわる。
高齢者は時に集まると相当大声である。
高齢者は時に恋敵にイケズをする。
高齢者は時に孫を目に入れて周りが見えない。
高齢者は時にスネる。
もちろん良いところも可愛いと思うところもあるのだが、私の周りにいた高齢者を見て 嫌だなと思うところを鉄拳風に並べてみた。いや、私とてこんなことを偉そうに言えるほどの人間ではない。
この稿を作る際 色々考えてみたが、高齢者の嫌な面の中で最もダメな所は、次の一文に言い尽くされるという結論に至った。
高齢者は時に
邪魔になっていることに気付かない。
これからは出るところと 引っ込んでおかないといけないところを間違えないようにして 生きていきたいものである。