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Photo by
kaname99
モデルはいるのだろうか?きっといるのでしょう。
その女は魔物らしい。
いつもひとりぼっちでいて、周りには冷気をまとっている。
彼女が歩いたあとの草木は凍り、地面には霜がおりる。
姿は岩のように巨大で、ボロボロの裾のスカートを引きずって、
どこからともなく現れる。
だけれど
彼女はランタンの明かりや冬のかがり火など、明るく、温かいものが好きらしい。
彼女についてよく知る者はおらず、誰も彼女のことを好きではないという。
しかし、彼女はただ冷たすぎるだけで、実はそんなに危険なわけではない。時には彼女の事を怖いと感じる一方で、かわいそうだとも思っている者もいる。
彼女はあまり話したがらない。
ちょっとした短い言葉だけ。
時に悲しい声で泣き叫んだり
恐ろしい声で歌う事も。
孤独が好きなの?
孤独に慣れたから?
本当はどっち・・・・
これ、モランの説明ね(公式参照した)
思い出した、そういえばそういうキャラクターだった。
トーベヤンソンの書くキャラクターたちは、モデルがいたりいなかったりなんだろうけれど、これ人間で近くに居たら嫌だなあとか、めんどくさいだろうなあってキャラクターも「ムーミン」の世界の登場人物になると、癖があって面白く読めてしまう。
でも、結構めんどくさい人だらけよ。
妙に人間味臭くて「妖精」「生き物」「不思議の国の住人」設定なんだけど
そんなこと考えながら読むのも面白かったなあ。
モランは結構マイナーなキャラだと思ってたけど、グッズとかもあってビックリ。
アニメバージョンのムーミンは見たことないから、そっちでは違うキャラだった?結構出ていたのだろうか。
原作をもう一度読みたくなった。久しぶりに。
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