掃除機のあれこれ
物心ついた時から、、、いやつかない時からいたであろう掃除機たち。
今あるのは何台目なのだろうか。
何台目なのか全く不明だが、現在、我が家には4台が共存している。
共存ってのもおかしな感じだけど。
我が家では掃除機には代々一応名前がある。
「アキコ」は古民家改装中に「何でもかんでも吸引してくれそう」と言う理由で中古で購入した昔ながらのコード付きのシンプルなタイプ。
実は名前があると言っても、壊れて買い替えるので、だいたいずっと「アキコ」なんだけど。このアキコももはや何代目のアキコだかは不明。
そもそもなぜ「アキコ」かと言うと、同世代位の方ならお気づきかもしれないが「ドクタースランプアラレちゃん」のお掃除ロボットアキコさんからきている。
なので、子供の頃から掃除機は代々「アキコ」
その後にコードがあるとやっぱり不便だし、アキコもいい加減ボロボロで
粉塵吸いまくって汚れてきているし、もう屋外用にして室内はもっとハイテクなのにしよう!と遅ればせながら、購入したのがダイソン(もちろん中古:旧型)
ここで、なんとなくダイソンはアキコって感じじゃないなあ、、、と。
そもそも、アキコまだいるし。
しばらく無名で使っていたが、ここで新たに命名する事に。
その名も「ダイソン君」(そのまますぎる)
そんなダイソン君(たぶん男子)だが、なにせ繊細過ぎて、ローラー部分にちょっとでも固まったネコ毛や紙くずが付こうものなら「僕もう嫌です」とへそを曲げてしまう。
他にも「早くきれいにしてよね」とフィルター掃除か何かの合図でピタリと動かなくなってしまうので、意外と手のかかるボウヤである。コードレスなのはとっても使いやすいんだけど。
ここで「なんでもござれのアキコおばさんを見習えよ!」と、それまで雑にコードが邪魔だの、重たいから引っ張りまわるの結構大変だの言っていたアキコの株が上がる。
あがったところで、アキコはアキコで使いづらい。
コードがあるのも然りだが、まず電源ボタンが本体をいちいち押さないといけないし、パイプ?ホース?部分の延長する部位が無くなっていて、短くなっているから若干床に這いつくばり気味に掃除しないといけない。ただ吸引力は抜群。しかし汚れはてて室内用は無理。
そこで、また新たにもう一人(?)導入。まさかの現役3台目。
本来なら、完璧に壊れていないけどアキコとダイソン君は処分される側なのだろうがうちは本当に壊れてしまうまでは使い倒すから。
次の掃除機はコードレスは諦め、アキコよりもう少し軽いタイプ。これももちろん中古だが(オサガリスト家族だから)メルカリで購入した。
その掃除機は丁寧にも何故かバラ柄の包装紙に包まれていた。何たる箱入り娘。
しかし、やっぱりちょっとおしとやか過ぎた。
ダイソン君に引けを足らずに、吸い込みが悪い。とても控えめである。
すぐにネコ毛がローラーにつまって「これは何ですの?」と
ダイソン君みたいに動かなくはならないが、一生懸命動いて吸おうとしてはいるが全く吸い込めていない。
しばらく動いてるから吸っているんだろうと、お嬢様(名前そういえばつけてなかった)を動かしてたけど、ただゴミを引きずっていただけだった。
そうか、お嬢様は掃除の仕方を知らないんだね(ゴミは押しくって隅にやるだけ)
そうそうにお嬢様には長期休養(もう使えない:ほぼ)をして頂き、3台も掃除機があるにも関わらず、まともに掃除ができないストレスに苛まれていた。
、、、ってところで登場したのが
「マキタ様」である。
マキタ様はなんと、コードレス、充電はバッテリー式でそのバッテリーは我が家の電動チェンソーのと同じタイプのもの。なにより吸引力も抜群。
ダイソン君とて抜群が売りのはずだったのだがそれはネコ毛(✖6)を計算に入れていないであろう設定としか思えず、このマキタ氏はそれこそ作業現場でも使えるほどの吸引力とアキコのような豪快さも持ち合わせている。なによりコードレス(しつこい)
なぜ「マキタ様」かと言うと、これもそのままメーカー名の「マキタ」から。ダイソン君より近しい名である。
今のところマキタ様はマキタ様であるが、そのうちにただのマキタにならない事を祈る。