『マイルドドラッグ』という言葉をご存知でしょうか?
精製された『砂糖』『塩』『油』『うま味調味料』は中毒性がある。
『【中毒性があるもの】から連想されるものはなんですか?』
皆様は何と答えますか?
アルコール、タバコ、ギャンブル、ゲーム、ポルノ、スマホなど色々とありますね。
私はポテトチップスや清涼飲料水と答えたいです。
『マイルドドラッグ』という言葉があるように、身近な食べ物でも中毒性がある食べ物があります。
『マイルドドラッグ』とは覚せい剤よりは脳への依存、刺激は少ないが、規制も規律もなく、中毒性のある食べ物や飲み物という事です。
ポテトチップス、清涼飲料水、ジャンクフードなどです。
これは、実は『砂糖』『塩』『油』『うま味調味料』などが高精製されており、脳に快楽を与えて中毒のような常習性を持つのです。
上記の要素に付け加えますと、『カフェイン』や『炭酸飲料』なども入ります。
ポテトチップスはじゃがいもを主原料に高精製の『油』『塩』『うま味調味料』が添加されています。それによって中毒性のある食べ物に昇華します。
炭酸飲料などは『砂糖』『炭酸』『カフェイン』などが多量に添加されています。それによって飲んだら目がさめる、ギンギンギラギラ状態になります。ある意味で眠気防止になります。しかし、別の危険性を孕んでおります。
動物実験で立証された脳と食欲
動物実験で立証された事例があります。普通の穀物の餌を与えるとある程度のところで食べるのをやめます。お腹いっぱいになったので、脳が食べるのをストップするのです。
当たり前ですね。しかし、この餌に濃縮や精製された『塩』や『油』、『砂糖』を混ぜると、絶え間なく食べ続けます。その結果、どんどん肥満になってしまいます。
理由は脂肪や糖質などは生物が生きていく上での、大切な成分だからです。本能レベルで必要としています。
これは過去に旧石器時代、あっさりした食べ物よりこってりした脂質や糖質などある食べ物を食べた方が人類が長生きしたためです。
私たちのDNAに刻み込まれているのです。
その刺激が非常に強いと、脳が興奮状態になってしまい、空腹でなくてもついつい食べれてしまうのです。
そして、もっと欲しい。もっと刺激の強いのが欲しい。と中毒性、常習性が生まれるのです。
その危険性を警鐘して『マイルドドラッグ』という言葉が生まれるようになりました。
例えば、競馬や競輪、パチンコなどは18歳未満は遊戯することができません。
覚せい剤などは所持しただけで逮捕対象になります。社会的にも抹殺されます。
タバコやお酒も未成年はだめです。理由は自分で判断⇒選択⇒責任のサイクルができないからです。
経済的にもですが、精神的にも自分で自分を律することができないためです。
競馬や競輪、パチンコなどは中毒性が高いのを社会的にも熟知しております。
避けられる損失を避けるために行政や諸々の仕組みで規制や秩序が成り立っています。
しかし、食べ物に関してはそれが真逆で、認知度も少く、法規制などもなく、全く機能していないのが今の現状です。
恐縮ですが流行っている『エナジードリンク』も特に危険だと感じています。
製造メーカーは緻密な市場調査のもと、いかにしたらより多くの商品を販売できるのか?と血なまこにして試行錯誤しております。
ポテトチップス一つ挙げても次から次へと新商品がでてきます。
ジャンクフードの製造法、調合法も絶妙な割合で『砂糖』『塩』『油』『うま味調味料』を配合します。しかも、精製度の高いもので。
ポテトチップスはじゃがいもというイモ類(脳が必要な炭水化物)に油、塩、うま味調味料が配合されております。
これが決していけないことではありません。否定をするつもりはありません。
しかし、今は1歳の子供が食べても法の規制もありません。限度も制限もないのが今の現状です。うま味調味料や塩などの配合もどれだけ添加しても構いません。5歳以上の方に食べてくださいなどの規制もありません。
買う自由があるので、食べてはいけないということでは無いのですが、子供は食べ物を選ぶ権利がほとんどありません。親から与えられた食べ物を食べているのが現状です。
ポテトチップスや清涼飲料水の規制がない昨今だからこそ、お子様に与えるお菓子や食べ物は大人がしっかりとしないといけないと私は伝えたいです。
食べるなとは言いません。しかし、情報を知ってほしいのです。
皆様は『マイルドドラッグ』についてどう感じていますか?
もしよろしければコメント頂けると有難いです。
『健康がすべてはない。しかし、健康を失うと全てを失う。』