八朔

どうでもいいことを考えるようにしています

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最近の記事

私、生きてただけだよ。

彼と付き合って、5ヶ月がたった。長い。長すぎる。最初は自分で理由を探して、彼を庇って、彼の好きじゃないところも目を瞑ってた。 でももうそれも終わりにしよう。終わりっていうのは「別れる」とかそんな端的なものではなく、それを「受け入れる」わけでもなく、その彼を見つめて私の心の対応を変えようと思った。 さて、今からはざっと言われて覚えている(ショック?だった)ことを並べていく。 「○○ちゃんの尊敬するところはない。」 「○○ちゃんのお酒の飲み方って汚いよね。」 「俯瞰してみ

    • 私はどうしてこんなに弱くなってしまったのだろう

      私はなぜ、こんな人間になってしまったのだろう。 幼少期の頃は、ただただ絵を描くのが大好きで、笑顔の絶えない、そして、歌うことが大好きな子どもだった。 ある日、小学校で学級会が開かれた。 私は目立ちたがり屋だったので議長に立候補して、みんなの前で元気よく(多分ウザかったと思う)議会を進めた。 私は、全員が私の話を聞いてくれるのが楽しくて、嬉しかった。 学級会の後、私が当時気になっていた男の子に「あれはないんじゃないの?」と言われた まあ、はしゃぎすぎて議会になってないというこ

      • 恋愛とは「混ざり合う」ということ

        私は恋愛を漫画やドラマで学んできた。だからいつも脳内はお花畑なのである。しかし、今まで恋愛をちょぴっとかすった恋愛をしてきて、これ言えてるな、と思ったエピソードがある。 それは「ホタルノヒカリ」という、綾瀬はるかと藤木直人がひとつ屋根の下で暮らすというドラマである。蛍(綾瀬はるか)は外ではキチッとした責任感のあるキャリアウーマンなのだが家では干物女で、ぶちょお(藤木直人)は同じ部署にいる部長で、生粋の几帳面な男である。その2人が一つ屋根の下に住んだらどうなるであろう。 蛍に

        • 私は努力をしたことがない

          私は、今まで努力をしたことがない。 たとえば、みんなは何を努力したとよく言うだろう。 受験、部活動あたりだろうか。 私は受験は毎回カタチだけ、という気持ちだった。中学生の頃、塾の先生に出された宿題だけをやっていた。それだけだった。大学受験では、私は体験授業型のAOだったので、特になにも対策はしていなかった。運はいいのだ。 部活動では、中高6年間吹奏楽部でトランペットを吹いていた。私の家計は貧乏で自分のトランペットを買ってもらえなかった。いつもピカピカの自分だけの楽器を持ってい

          デート前のわたしと恋愛の苦悩

          わたしね、あなたとのデートのために毎日頑張ってるの デートのために大学も行くし、就活も頑張るの デートの前日は、入念にトリートメントをするよ 下着も一応選んだりして、ね 服もバッチリ決めて、それに合わせてネイルを塗るよ、ネイルオイルまでしっかりね まるで子どもの遠足のようにカバンに荷物を詰めて、明日の妄想を膨らませながら眠りにつく 朝起きたらすぐに顔を洗って、いつもの2倍くらいの時間をかけてメイクをするよ 濃いリップを塗ると、いつも強くなれた気がするけど、 かよわい女の子

          デート前のわたしと恋愛の苦悩

          保健室の記憶

          いつからだろう 保健室に行かなくなったのは 授業中にひとりで歩いた保健室までの廊下の空気 私服でベッドに入るあの変な感じ 窓の隙間から見える体育の授業 家で服を着て寝ると 今でも思い出す あの保健室 中高は保健室の場所さえもろくに覚えていない でも小学校の保健室だけは今でもずっと覚えている 私は小4のとき不登校だった 理由は特に覚えていないけど、教室の代わりに保健室に通っていた 好きな時間に来て、好きな本を読んで、好きな時に寝る しんどい子が来たらベッドを譲ってあげたりし

          保健室の記憶

          好きな人ができるということ

          最近、好きな人ができた。 でも別に付き合えたとか付き合えてないとか、そういうことは特に大事ではなくて。 私に好きな人ができた。私には好きな人がいる。 その事実が重要なのだ。 ちなみにその好きな人がどんな人かというのも、別に大事ではない。 傍から見て、そんな人やめときなよ、と言われる人でもいいと思うのだ。 好きな人がいるということは、尊い。 心療内科の先生に、好きな人がいるという話をすると、「前の彼氏と別れて時間が経っていないのに、すぐ好きな人を作って、失恋の痛みは1人で

          好きな人ができるということ

          別れてからしばらくして

          あなたに振られて1ヶ月弱が経ちました。 前ほど食は進まないし、食べる楽しさも忘れてしまいました。喉になにかがずっとつっかえていて、上手く飲み込めないの。 あなたが住んでいる場所の最寄り駅を、何度も通ったよ。駅を通過する度に、もうそこに降りることは無いんだなと胸が苦しくなります。行きつけのスーパーや喫茶店、散歩代わりによく行った動物園。もうきっと、行くことはありません。行ったら泣いてしまうと思うから。 マッチングアプリを始めました。やっぱりあなたにどこか似た人を、求めてしま

          別れてからしばらくして

          さようなら恋人よ

          わかってた。 電話で言われたとき、やっぱりか、と心のどこかで思っていた。 今日はバレンタイン。あなたに次会う時に渡すチーズケーキのレシピを調べていた。 チーズケーキ、もう二度と作れないかもしれない。あなた以外には。 あなたは愛されていて、勉強にも健康にもストイックで、頭が少しかたいところもあるけど、それも笑っちゃうんだよ。言い方はきついし、コーチみたいに私の指導をしてくるけど、それは私のためにもなることだった。 だから追いつきたかった。でもペースが違ったんだね。 あなたが

          さようなら恋人よ

          あなたが死ぬときに思い出す人になりたい

          私って、恋人に愛されてるんだろうか。こんな惨めな、自堕落な生活をしてきた私は、誰からも愛してもらえないんじゃないかと、怖くなった。 彼と些細な喧嘩をした。私はいつも彼にため息をつかせてしまう。何度「好きだよ、大丈夫だよ」と言われても、その言葉は受けつけなかった。まるで彼が自分に言い聞かせているような、そんな感じに聞こえるから。 私、あなたと高めあえると思って付き合ったのに、何もあなたに与えられていない。「絵が描けるじゃん」と言われたけど、そういうことじゃない。人間として私を

          あなたが死ぬときに思い出す人になりたい

          人間をやめたがる心

          私は人間関係というものが苦手だ。 コミュ障とか、そういうことではないと思うのだけれど、誰かと急に気まずなくなって疎遠になることが昔からよくある。 小中の頃は、単なる思春期の恥ずかしいとか、嫉妬とか、そういうもんだろうと思って気にしていなかったけど、大学生にもなってまたこういうことが起こるなんて思っていなかった。 過去に覚えている記憶は、中学のとき。 学年でもトップ5には入るような秀才な男の子がいた。 その子は勉強ができることをしっかり自覚しているタイプで、ちょっとナルシスト

          人間をやめたがる心

          キミになりたい

          わたしはキミの言葉になりたい 静かな声で 淡々と  でもたまに 優しくさしのべてくれる わたしはキミの歌う声になりたい 流行りのラップとか  早口言葉みたいなのじゃなくて まっすぐな 誰かに向けて歌うような声に わたしはキミの笑顔になりたい 普段は笑わないけど  たまに見せる 白く陳列された歯と上がる口角 わたしはキミのこころになりたい ううんちがう 居座りたかったんだ 全部全部 私はキミの元にいたかった スッと私から消えてなくなるまでずっと だからさ わたしを憶えて

          キミになりたい

          あの子

          私には嫉妬している女の子がいる 彼女は私が欲しいもの全てを持っている 外見の美しさや、男の子からも女の子からもモテる凛とした雰囲気、そして磨かれたセンスと行動力 全て、私にはないもの 前の年くらいから、彼女は私から離れていった 前まで一緒の土俵で戦ってきたじゃないか もう私は、戦友ではなくなってしまったのかもしれない なにもかも、敗北してしまった 全ては行動力からだ 私の中でしたいと思っていることを 彼女は何とも思わず先にこなしてしまう まさに、「今からやろうと思ってたのに

          あの子

          広島日記

          私はプライベートで旅行というものを経験したことがなかった。だから今回は、人生で初めての旅行だった。着いてきてくれたのは恋人で、恋人は日本から海外まで旅行をたくさん経験しているので安心した。しかし、楽しみというより、不安の方が勝っていた。 まず第一関門は新幹線での移動だ。ただでさえ電車やバスでパニック発作が起きやすいのに、長時間も新幹線にいられるだろうか。と、不安になっていたが、前日の睡眠不足からかすっかり彼の肩で眠ってしまった(頓服や吐き気止めは事前に飲んでいた)。 あっと

          広島日記

          恋人へ

          君は本が好きだ 私の知らないことは 大体君は知っている 私に知らない世界を教えてくれる でも私は 君が知らないことを先に知りたい だから私は君と出会ってから 前を向いて走り続ける 君は動物が好きだ なんならヒトより好きだ もしかすると 私に対してよりも好きかもしれない 君はヒトにも動物にもとても優しい目を向ける 私もそうありたいと思う 君は勉強が好きだ 暇さえあれば英単語帳を開く君 学校でも優秀で よく図書館で居残る でももし 君が優秀じゃなくても 私は君のことが好きだと

          やらかした

          私はやらかした やらかしたというか、なんというか、まだモヤモヤなのだけれど 相手を傷つけたことには間違いないし、裏切ったという実感はある 自分にはなんの罪悪感もなくて、普通に生活をしていたけれど、それが裏切りだったみたい 私って頭おかしいのかな たしかに辞めなきゃなぁとはなんとなく思ってたけど、まあいっかってズルズルと 彼氏ができたのに、以前アプリで関係を持った人とまだ連絡を取っていたなんて、普通だったらおかしいし、私の立場だったら殴ってる でもなんで、やっちゃってたんだろ

          やらかした