超多忙のお正月が一転!のんびり過ごすマルイの家族のはなし
3度目の登場、どうも姉さんです。
2025年、いよいよ仕事初めです🎍
私たち広報室の仕事初めはお正月に溜まった新聞各紙面をチェックすることから始まります✨(経済紙や一般紙など合わせてだいたい30部くらいを7人で隅々まで確認し、必要な記事をスクラップ✂)
広報歴5年目(うちの部署ではかなりの古参組)、新聞の新年ご挨拶広告欄と大量のチラシを見て、1年の始まりを感じます。
私は以前の記事でも書いたのですが、社内結婚で現在マルイ店舗の管理職をしている夫と、小2の娘、年中さんの息子がいるワーママです。
年末29日〜年始3日まで冬休みをいただき、子どもたちとたくさん遊んでゆっくりと家族で年末年始を過ごせました。
世の中的にはもう少し長くお休みする方も多いと思いますが、正月三が日まで休めるというのは、夫が働くデパートやショッピングセンターのような小売業としては珍しいかもしれません。
今回は私たち家族のお正月の過ごし方について、その様子や変化について書いていこうと思います。
たった1日だけ、超多忙なお正月!
私たち夫婦が結婚したのは10年前。
当時の私は婦人靴のバイヤー(と言えないくらい未熟でしたが)をしていて、年末は大晦日もギリギリまで初売りセールの準備に追われ帰宅したら紅白は後半戦。私より遅く帰宅した夫は、年末の慌ただしさに疲れて0時を迎える前にソファで寝落ち。
年が明け、私たち夫婦のお正月休みは1日しかないのですが、やはり親族の集まりにはなるべく参加したいと思い、元日は毎年夫の実家(車で1時間のところ)に行き、うまくいけば夕食は私の実家(またそこから1時間)に顔を出して帰宅。
年始は2日から始まるマルイの初売りに私もバイヤーとして朝から応援に行っていましたし、夫は店舗の責任者なのでもちろん2日は朝も早くに出勤し、閉店時間まで忙しくしていました。
「なんだか1年で1番忙しい日が元日じゃない??」
毎年そんなバタバタなお正月を過ごしていました。
子どもが生まれて私が育休に入ると、夫の仕事初めである2日に合わせて私と子どもは私の実家に帰省し、お正月早々に夫は1人で過ごすことになりました。
ほんの数日だけとは思いながらも、年始から一人で寂しいかなとどこか申し訳なく思い、でも我が家のお正月は1日しかないからと諦めていたという感じです。
マルイがお正月三が日休業に
ところが、2023年から始まったマルイの三が日休業(店舗により一部異なります)により、3日まで夫もお休みに!!!!!!!
※ECの台頭など消費傾向の変化に加え、コロナ禍を経てお正月は家族や親しい人とゆっくり過ごしたいという考え方も増えたことにより2023年からは正月三が日を休業とし、1月4日より初売りをスタートしています。
「小売業に就職したんだから、世の中の方がお休みの時に働くのは当たり前」と20年にわたり自分に言い聞かせてきましたが、なんとありがたいことか…。
やはり一年に一度、年の初めに家族で過ごしたいと思うのは皆さんも同じではないでしょうか。
そんな我が家の今年のお正月は、元日に夫の実家で親族の集まりに参加。
甥っ子、姪っ子も成人した今、唯一の子どもである我が子らはたんまりとお年玉をもらい、お返しにとお遊戯会で覚えた「おしゃべりなたまごやき」の劇中歌を4曲振り付きで熱唱。
お義兄さんがもってきてくれた千疋屋の高級いちごを大人たちから回収して、山盛りたいらげ大満足の子どもたち。
お正月の風物詩「箱根駅伝」と「カルタ」
翌日は箱根駅伝の応援に朝から家族ででかけました。
往路は3区、復路では8区のコースまで私の実家から徒歩10分の距離なのですが、なかなかゆっくりと時間を取れずにしばらく行けていなかったのでかなり20年ぶりの沿道応援!
ある大学のジャージを着た方が、スタッフ用の黄色いベンチコートを羽織り走路に背を向けて手を広げ立っていたのですが、自分の大学の選手が走り過ぎる瞬間に「〇〇がんばれ!」と大きな声で、でも振り返らずしっかりと沿道を見つめて役割を全うしている姿に泣けてしまいました。
「本当は顔を見て応援したいよなぁ」
「あのジャージを着ているってことは、もしかしたら選手なのかも」
「4年生最後の箱根駅伝かもしれない」←想像力が豊かすぎてもはや妄想
40代2児の母、箱根駅伝のスピンオフ的な見ず知らずの若者に想いを馳せる(だから妄想だって)だけでも涙が止まりません。
午後は子どもたちと手づくりカルタ大会。
子どもが読み札をつくり、私が絵札を担当(絵心ないですよ)するため途中から極端に手抜きしつつも「あ」から「そ」まで15枚が完成。(15枚で力尽きた…)
「あーちゃん(私の母)がつくるカレーはおいしい」
「9時になったらはみがき」
など、オリジナルのカルタは予想外の盛り上がりでした。
子どもを湯たんぽがわりにぬくぬくしてて寝坊した3日は、ゆっくりと朝食を食べたあと家族で近くの公園へ。朝一曇っていた空がいつの間にか青空になり、そこに浮かぶ凧を眺めながら、「平和なお正月だなぁ…」なんてしみじみと思っていました。
子どもたちもパパとゆっくり遊ぶ時間ができてうれしそう。こんなにも「パパ!パパ!」「ママ!ママ!」なんて言って一緒にいてくれるのも、今のうちだけなんだろうな。
この賑やかな時間を大切にしたいと感じました。
騒がしくもゆったりとしたお正月を過ごし、私も夫も今日からお仕事です。
あんなに忙しかったお正月を過ごしていたころ、家族でこんなゆっくりと年始を過ごせるなんて思っていませんでした。
たかがプラス2日に思えるかもしれませんが、子どもが大きくなってしまったらこんなに長く家族一緒にすごすことはなくなってしまうかもしれないので、私たちにとってはとても貴重なお休みです。
もちろん私たち家族だけでなく、1月3日まで休業としたことで、社員やテナントさまなどマルイで働く何千人の方が、遠方に住む家族とお正月を一緒に過ごすことができたり、大切な人と旅行へ出かけたり、それぞれの貴重な時間を過ごせたのではないでしょうか。
以前お取引先さまにインタビューをした時には、「スタッフには正月三が日だけでもゆっくり休んでもらいたいけど、ショッピングセンターに入っている店舗は2日から営業せざるを得なかった。マルイさんの方針は大変ありがたいし、共感している」と、三が日休業に対して、好意的なコメントをいただきました。
「お正月三が日休業」、この取り組みがマルイで働く方々のモチベーション向上やWell-beingを推進し、結果として丸井グループの企業価値向上につながるといいなと感じた今年のお正月でした。
しっかりと休みをいただき、エネルギーもカロリーも(怖)蓄えたので、今日から頑張って働きたいと思います!
まずはこの記事を予定通りアップすることを仕事初めとし、2025年も仲間と共に楽しく広報活動に取り組みます。(真面目だな)
また次回の担当者ブログをお楽しみに