父と父の豆まき。
「鬼は〜、そと。福は〜、うち。鬼の目玉をぶっ潰せ!」
が、まるほ家の掛け声。なぜ?鬼の目玉まで、ぶっ潰すのだろう?鬼さんかわいそうだなと、思いながらの豆まき。
父に聞くと必ず、「わからないんだよ。オヤジがそう言ってたからなぁ。神棚があってな、そこから始まるんだが、あの意味は何だったのか、どうやってやってたのか、聞きたかったなぁ」の答えになり、神棚を買おう。になってしまう(笑)
父は、高校生の終わりに父を、その一年後に母を亡くしている。もっと、話したかった、一緒に飲みたかったという思いがいつも伝わってくる。鬼さんの目ん玉はかわいそうだなと思いながらも、父と祖父の大事な掛け声に、父と祖父が思い出の中で出逢い、交流が持てる瞬間を大切にしたいと思う。
会ったことのない祖父だけど、豆まきの時には祖父がいる気がする。いつまでできるかわからないが、「鬼は〜、そと。福は〜、うち。鬼の目玉をぶっ潰せ!」を言いながら、豆まきを続けたい。
窓が開けられない部屋があると、父はその部屋に行き、こっちこい!こっちこい!と手招きをして玄関につれてくる。なんとも可愛い父の姿。この仕草が、とても好きで、豆まきの楽しみの一つである。
いつか、思い出になってしまうであろう豆まきの時間。今年も無事できたことが幸せだ。
そんな父と父の豆まきのお話でした。
読んでくれてありがとうございます。
幸せな一年になります様に╰(*´︶`*)╯♡
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その先で、飛び跳ねて喜んでます(๑>◡<๑)