私は私のためにアイドルを応援する
自己紹介欄にも書いているけれど、私はアイドルが好きだ。
アイドルの追っかけ(趣味/生きがい)とアスリートサポート(仕事)の共通点について記事まで書いてしまったほどに。
好きなアイドルはいくつかあるのだけど、今いちばんホットなのはプー・ルイ率いる『PIGGS(ピグス)』。2020年7月にデビューアルバムを出したばかりの、まだまだ発展途上のグループ。
クラウドファンディングにはもちろん参加したし、ニコニコ動画もプレミアム会員になったし、グッズ(Tシャツ)購入だって言わずもがな。
(金銭的に)応援することでライブに行けず溜まったストレスを発散し、彼女たちにお金を落とすことでグループが活動しやすくなり、その恩恵をまた自分が受けられるという素晴らしい循環が誕生する。自分を保つための必然だった。
さて、そんなPIGGSが『クマンバチの独白』という新曲を9/25に発表した。同時にMVを公開したのだけど、何故か冒頭からメンバーが息も絶え絶えで、曲の終わりには倒れこんでいる。
この秘密が10/3にアップロードされた動画で明かされるのだけれど、彼女たちは5時間ぶっ通しで109回もこの曲を歌い、踊り続けていたのだ。今回のMVはその109回目が採用されている。
この間水分補給は4回だけ。トレーナー×栄養士的には脱水や熱中症が心配で心配でたまらない。
途中、メンバーの一人が徐々に目が虚ろになり離脱するも(恐らく酸欠だろう)、撮影は中断することなく踊り続ける残ったメンバーたち。
見ているこちらも自然に力が入り、彼女たちの無事を祈りつつ、脇に変な汗をかきながら見届けていた。
109回も同じ曲を聞かされて(見せられて)飽きないの?と思うかもしれないが、不思議と毎回違うものに見えていたから全く飽きることはなかった。
もちろん疲労から動きは鈍くなるし、歌えない箇所が出てきたりするのだけれど、彼女たちは1曲ごとに変化していき、顔を歪ませながらも渾身のパフォーマンスを披露してくれていた。
一人のメンバーを除いては見事5時間の撮影を完走するのだけれど、無事に終えられて良かったという安堵感とともに、彼女たちの根性に胸を打たれ、「自分も頑張るぞ!」という熱がふつふつと上昇しているのが感じられた。
このフルバージョンMVを見る数日前に新しいことにチャレンジしたいと記事を投稿したばかりで、更に焚きつけられたようだった。
アイドルやアスリートに限らず、頑張っている人を見ること、肌で感じること、そして応援することで自分を鼓舞している。
賞賛する気持ち、羨ましい気持ち、妬ましい気持ち、悔しい気持ち、成長を喜ぶ気持ちなど、いろんな感情が渦巻いているけれど、結果的にそれらが原動力となり、継続する力となっている。
今のところ、その最たるものがアイドルというわけだ。
私は私のために、アイドルを応援する。
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