”リベンジマッチ” リバプール×ボーンマス プレビュー 23-24プレミアリーグ 第2節
プレミアリーグ第2節
2023.8.19(土)23:00 KO(日本時間)
@Anfield(ホーム初戦!!)
Referee:Thomas Bramall
・昨季プレミアデビューで通算9試合目。これまで英下部がメイン。
・BIG6が含まれたカードは初担当。
・今年の3月にはJリーグのガンバ対札幌、柏対浦和、ルヴァン杯の川崎対湘南を担当。
リバプール
(12位/0勝1分0敗/勝ち点1/得点1 失点1)
×
ボーンマス
(10位/0勝1分0敗/勝ち点1/得点1 失点1)
■戦績
※リーグ戦のみ
・通算15戦 12勝1分2敗
↓直接対決直近5戦。 ※プレミア公式より引用
↓両クラブの直近5戦。 ※プレミア公式より引用
■予想スタメン
■展望
前節チェルシー戦では攻撃の迫力とCB(特にファン・ダイク)のパフォーマンスがポジティブだった一方、90分の大半で攻守ともに相手にペースを握られ、特に守備面で頼れるアンカー不在によるロバートソンへのしわ寄せ等、TOP4返り咲きを目指すには課題山積みといった感じのリバプール。
一方のボーンマスは2部最優秀若手選手賞を受賞し、ニューカッスルやスパーズの噂もあったアレックス・スコット(ブリストル)を始め、クライファート(ローマ)、アーロンズ(ノリッジ)、フェブル(リヨン)等実力者を獲得する大型補強を敢行し、スペインのラージョで実績を残したビルバオ通算400試合のレジェンド、イラオラを新監督に迎えた。ここ数日でリバプール獲得の噂も出たレルマがフリーでパレスに移籍したもののトータルで戦力はプラスとなり新シーズンを迎えた。ホームで開幕戦ということで3ポイントが欲しかったが、ウェストハムと1-1のドロー。
イラオラについては以下記事がわかりやすい。
スペインに精通したジャーナリストの江間さんが昨季イラオラが率いたラージョを分析している。
✓攻撃 "リベンジ"
前節は失点シーン含め、中盤でのフィジカルバトルに負けてからの被ショートカウンターが非常に多かったボーンマス。一方のリバプールも中盤ではエンソ、ギャラガーらに完敗だったと言っていい。
カーティス負傷、バイチェティッチの復帰もまだ、マカリスターをIHで使ってあげたい=遠藤の労働許可&先発待ちというストーリーが見えてくる。
次節以降はニューカッスルとビラと強豪続きのため、今節でデビューさせてあげた方が日本代表キャプテンにとっても好都合だとは思う。
イラオラのチームはボールを失ったときの即時奪還を志向するチームだが、実行した際に、3列目のロズウェルがDFライン前で1人立っている場面があり、リスク管理ができているかは疑問だ。(昨季どっかの赤いチームも同じ状況だったような・・)
✓守備 "正念場になりそうなロバートソン"
スペイン人監督のイラオラだが、イメージとは異なりロングボールを多用する。前節は特に右CBのザバルニーから相手左SBと左CBの間へのロングボールを送りソランケに競らせたり中盤の選手を裏に走らせる攻めが目についた。
また、右ウイングのブルックスはミドルやクロス等のカットインプレーでハイライトになる場面をつくっており、両SBにスピードと機動力に優れてた選手を起用しているようにチームとしてサイド攻撃をかなり重視している。前節評価の低かったロバートソンは今節もハードな局面を数多く迎えそうだ。
それまでのボーンマスがどういう攻撃を志向していたかは分からないが、イラオラボーンマスはすでに自分たちの攻め方を仕込めているように見える。前述のロングボールに関しては、GKネト+2CBで相手のある程度おびき寄せてから射出しており、タイミングを意図的に決めている。彼らは味方選手へのコーチングもよくしている。
前述のDAZNの記事では”オートマティスム”がキーワードになっている。チームとしての今後の飛躍も楽しみだ。
■負傷者
■スタッツ
【Liverpool】
・リーグ戦ではホーム12戦無敗中。
・サラーは対ボーンマス戦直近5戦3G。
・ロバートソンとツィミカスはともに対ボーンマス戦直近5戦2A。
【Bournemouth】
・今夏移籍市場での支出は合計€1億で、BIG6+ニューカッスルに次ぐ金額。
・アウェイの対リバプール戦で勝利したことがこれまで1度もない。
・ソランケ古巣対戦。ボーンマス通算57G中、対BIG6はスパーズ戦1Gのみ。