だらしなさ、という魅力
痩せたいと言いながらカロリーの高いスイーツを食べる。
食べ終わった後に「また食べてしまった」と後悔してるのかしてないのか、毎回同じセリフを言う。
食べる前に気付けないのか。
スーパーに買い物に行き、買い物かごいっぱいに買い物をする。
レジのお会計の途中で「なんでこんなに買っているんだ?信じれん!」と言う。
まだ返品可能なタイミングだが、戻すことはしない。
部屋が散らかっている、とイライラする。
でも自分では一向に片付けようとしない。
むしろ新たなやりっぱなし、置きっ放しのものを増やす。
イライラの原因は明らかだ。
本人も気づいてるはず。
いったいどうしたいと言うのか。
いろいろと文句を言いたいところだが
完璧すぎるのも窮屈な感じがする、と思う。
むしろだらしなさに魅力を感じているところもある。
だらしなさって人間らしさ、じゃないかと思っている。
がまんして欲望に勝つのもいいけど、欲望に流されるところにも魅力が潜んでいる。
理想と現実が違うのは世の常だし、そこにあまりストレスを感じないで過ごしていきたい。