吐露
私みたいに歪んだまま大人になった人間はもう根本から変えることは出来ないのだろうか。
私みたいに足りないものを数えてばかりの人間はもう、誰かに何かを与えることはできないのだろうか。
私は、もう大人になってしまった。
一通りの経験を過ごして、大人になった。
輪郭が歪み切った心は誰かを傷付け、その内誰もいなくなると自分の身体に食い込んでいく。じわじわと血が滲むような感覚で痛みが広がってようやく、私の心は普通ではないのだと気付いた。
大人になるまで気付かなかった。
常に誰かに愛されていたい。
頼り方が分からず溜め込んで爆発してしまう。
すぐに攻撃的になってしまう。
悲しいことを悲しいと受け止められない。
自分を許せない。
自分を愛せない。
自分を認められない。
誰かを愛せない。
誰にも愛されない。
大人になった私はもう自分を変える手段が分からなくなってしまった。
こういう大人にならないぞ、と思える時間はもう、とうの昔に過ぎ去ってしまった。
私の心根はとても醜い。
それを隠すためにポートレートモデルをしたり、顔を加工してネットに載せている。
そんな事をしたって心根が綺麗になるわけじゃない。例え顔がいくら可愛かろうと、私の心根が醜いことに変わりないんだ。醜くて、汚くて、どうにもならないくらいに脆い。
それでも私は私を見捨てられない。
私だけは、私を見捨てられない。
いつか誰かが私を認めてくれる日が来たら。
きっと私は私を認められる。
その為に生きている。
その為に書いている。
今日は涙が止まらない夜なんだ。
苦しい夜なんだ。
でも大丈夫。私には書く力がある。
今はもう朝を信じることが出来る。
涙は垂れ流しでいい。
どうせ朝には乾いているから。
大丈夫。朝は必ずくるから。
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