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【24年10月13日】ダニーさん講演会

「敵」の概念は後天的に得るもの

ダニー・ネフセタイさんの講演会「戦争のない世界にどうすればできる?」を聞きに、日高のピースフェスティバルに行ってきました。

「敵」の概念は人間のDNAに刻まれていない。
イスラエルもロシアも核あるのに戦争の抑止力になってない。
 
などなど、少し考えれば誰もが納得することを出しながら、実感をともなってすっと響いてくるお話でした。

最後の質疑応答の中で、自分の頭でよく考えることの大切さが語られました。このことは私もまわりや自分の子にいつも言い続けてきたことですが、近ごろ「考えない人が考える人を苦しめてないか?」「考えない人が頑固で強引な場合、どうしたらいいのか?」「考えない人を考える側に連れ出すには?」と虚しく思うことが続いていて、会が終わってからダニーさんに聞いてみました。

「自分で考えない」人たちにどうすればいいか

ダニーさんも、考えない人に対しては難しさを感じているそうです。「それ、間違っているよ」と伝えても、聞いてくれない。「日本に暮らしていてイスラエルのことがわかるものか」等、話をする前にシャットアウトしてくるような人もいるそうです。ていねいに、少しずつ歩み寄るように伝えるそうですが。
 
そうか。考える側の苦労と苦しみはなかなか難しい問題なのだなあと思いました。
 
が、こうした講演会に来る人たちは考えたい人たちであり、話せば力がもらえるし、志を共有できる人たちを地道に広げていくことが大切なのだろうと思いました。
 
講演会では、いつもいろんな場で私を助けてくれている狭山のお二人にもお会いしました。


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