【2025年2月27日】大綱的な質疑

　今日の本会議は、議案質疑だった。

　途中、どうも自分ばかりが連続して質疑している感じがしてきたので、ある時、私はわざと挙手を遅らせて、他の議員の質疑に託した。数日前に「◯◯議員も同様のことを聞きますよ」と聞いていたので、ではおまかせしようと思ったのだ。

　ただ、後から考えると似たような質疑だけど微妙に違って、答弁もそれぞれ用意されていたような？　引き下げるべきではなかったかな？　と、ちょっと気になったが、いや、気にするほどのことでもない。

　「本会議の質疑はパフォーマンスだ」などといわれることがある。私も、まあそういう面があるよねと思う。「そんな聞いても聞かなくてもいいようなことを聞くな」なんて思って見ている人もいるんじゃないかなと、ときどき思う。もちろん、質疑の質によるのだが。

　「委員会付託の意義を踏まえて大綱的な質疑」なので、深いことを聞けないし、回数制限もある。聞いて、答えてもらって、はいわかりましたと一方通行に終わる感じ。

　そんな本会議質疑だが、今日の答弁で私は納得していないものがある。担当課長には、昨日、その旨を伝えた。「議場でこれ以上言ってもどうにもならないので黙っておくが、課題があることは認識しておいてほしい」と。

　世の中の在り方の本質に関わる話なので、このことは機会を改めて綴りたい。

市役所の近くの壁に犬を見つけた。
このあと私はコーギーのムギちゃんに会い、よじ登られるいきおいで激しく愛をアピールされた。

撮影：丸橋ユキ