
【2025年1月15日】撮影に込めた思い(運動会撮影)
運動会の日から季節が変わって、年も変わって、ようやく納品。
800枚ほどに絞り込み、園内に掲示してきた。
自慢なんだけど、いい写真。本当にいい写真。眺めているとにこにこしてしまうくらい。
被写体やシーンの良さが第一にあるのだけど、それを余すところなく伝えたいと思い、私なりに切り取り方にはこだわっている。
カメラ誌などで「運動会の撮り方」を特集すると、たいてい望遠レンズでわが子を大きく写す撮り方を推奨するでしょう?
私の場合ちょっと違っていて、結構広めに撮る。トリミングする際も広めに残す。なんとかがんばって引きもアップも撮るようにしているけれど。
子どもたちを見守るおとなたち、泣いて走る子に声援を送る客席の人たち、くやし泣きをする子の隣でバンザイをする友だち。
これらもすべてひっくるめて写真に収めたくて、ファインダーを覗いている。漫然とした画面にならないよう注意しながら。
いつかこの日の写真を見返したときに、「足の速かった◯◯ちゃん」「ちょっとひょうきんな◯◯くんのお父さん」の思い出話にも花を咲かせてほしいし、私の撮った写真が、多くのおとなたちに見守られて過ごした温かい日々を思い出すきっかけになれば、撮影者として幸せです。




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「運動会の撮り方」「子どもの撮り方」ほか、撮影ワークショップやっています。
詳細は丸橋ユキまでお問い合わせくださいね!
撮影:丸橋ユキ
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