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パンイチで走り出した先の手触りのある生活 - "The Peanut Butter Falcon" 【映画】

「こういう映画が増えるべき」「今年ベスト」などなど批評サイトで言われている本映画。

アメリカの田舎の5人くらいしかいないシアターで観たけど、その5人はこの映画を観ることにした自分を誉めながら映画館を後にしたと思う。

最早語るのは野暮なのでは?けど、とりあえず観てほしいなみんなに??と思いながら、全くまとまってない気持ちをnoteに置いておく。


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ダウン症のザックはプロレスラーになりたくて、レスラー養成学校を目指してパンイチで介護施設を脱出する。一切何も持たずに。

まず介護施設にいれば衣食住は苦労しないし、甲斐甲斐しく面倒を見てくれる介護士もいる。(しかもめっちゃ美人。ダコタ・ジョンソン。)

けどお金も身分証も持たず、パンイチで走り出すわけ!

面倒なんか見られなくても、人との関わりの中で生活を続けて、なりたいものに向かっていく。

きっと、うじうじとああでもないこうでもないと自分の考えや生き方に悩みながら生きている今の私は、彼にとっての「介護施設での生活」を送っているようなもんなんだろう。

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この映画、バーチャルなものは一切存在しなくて全部人と人との体当たり。

たまに機械がでてきたと思ったらVHSにぱかぱか携帯。

対極的な存在であるタイラーとの出会い。二人の旅。

タイラーの過去。

カントリー音楽。

自作のイカダ。

ロケ地であるGeorgiaの風景。

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生きてるな―~全員!と思う。

生活、してるなー!!!!

人には人が必要!当たり前のこと!思い出した!

手触りのある生活を自力で得ることの意味よ。

またしても映画に「で、これからお前はどうするの?」という自問自答のきっかけを与えられてしまった。これからどうしよう。


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全くまとまってはないけど、他の誰かにおすすめすることで作品に貢献ができると信じて。

日本での公開予定についてはわからなくて申し訳ないんだけど、公開されたときにこの記事のことが頭の片隅にあるとうれしい。


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どうでもいいんだけど、作中のダコタ・ジョンソンのナチュラルヘアーがばちくそかわいくて、早くこれになりたい。

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MARU
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