突然やってくるあいつ

読む人によっては、心がざわざわしてしまうかもしれません。
ご注意ください。

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突然、やってくるのです。
「希死念慮」という感情が。

自分なんて生きてる価値はない
死んでしまえばいい
死にたい、死にたい、死にたい

どうしてなのかを知っている。
うつ病という病気の中にある、ひとつの症状だ。
時間が経てばおさまってくるはず。
いっときの感情に、揺らいではいけない。

わかってる、わかってるけど、やっぱり不安だ。

誰かに相談して落ち着くものではないのかもしれないけれど、でも誰かを頼りたい。

先日、何気ないことを報告しようとして電話した会社の同僚に「自分に依存しないでほしい」と言われた。
依存してる気持ちなんて１ミリもなかったんだけど。

人との距離感が分からない。
自分との付き合い方なんて、もっと分からない。

夕方からお仕事なんだ。ちゃんとしなきゃ。
飲める範囲の頓服薬を飲み、ほてっている気がする頭に冷えピタを貼り、心の落ち着け方を必死に調べている。

この場所にだけ、弱い気持ち、置いてもいいですか。

2024.7.30